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アダプティブ リダクション

アダプティブ リダクションを使用すると、電子メール トラフィックで検出された用語、フレーズ、または式を * 文字に置き換えて配信 (または表示) できます。アダプティブ リダクションは、コミュニケーションを保留にしたりブロックすることなく、機密情報を確実に保護するための柔軟で強力な手段です。

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• リダクションの仕組み- Clearswift ARgon for Email

  リダクションは [テキストのリダクト] コンテンツ規則によって実行されます。コンテンツ規則は

  • コンテンツをスキャンし、[テキスト検索式リスト] のアイテムと一致する用語および検索式を探します。

  規則がトリガされると、 ARgon Serverは:

  • コンテンツの適切なリダクトを試行して、実行する操作アクションを適用します。

  テキストのリダクト コンテンツ規則は、次の条件に応じて異なる一連の実行する操作アクションを適用します。

  • リダクションの成功時- たとえば、[アクションを実行しない] (Email)

    リダクションの成功は、変更されたコンテンツがテキスト検索式リストのしきい値を超過しない場合に発生します。これは、元のコミュニケーションの "重い" 用語が **** に置き換えられ、コンテンツを安全に配信または表示できる場合です。

    リダクションに成功した場合に、[アクションを実行しない] とするのはなぜですか。

    [アクションを実行しない] ディスポーザル アクションは、 ARgon Server に、ポリシー ルートの次のコンテンツ規則を検討するよう指示します。リダクションは、ポリシーに指定されたとおりに適用されますが、このコンテンツ規則の結果として更なるアクションが実行されません。

  • リダクションの失敗時 - たとえば、 [ 配信 ] (Email) または、障害に対するブロックブロックページを使用して、 [通信をブロック] します。

    リダクションの失敗は、用語をリダクトしたにもかかわらず、変更されたコンテンツが引き続きテキスト検索式リストのしきい値を超過する場合に発生します。たとえば、検索式リストに [リダクト] が [いいえ] に設定された [強制検出] 検索式が含まれる場合は、常にリダクションに失敗します。

    さらに、テキストのリダクト コンテンツ規則でサポートされていないメディア タイプのコンテンツが検出された場合にも、リダクションに失敗します。

    例: 表示:リダクションが失敗する場合

    • 検索式リストには、次の加重式と 10 のしきい値が設定されています。このリストが [テキストのリダクト] コンテンツ規則に適用されます。

      

    • コンテンツ規則によって次のメッセージが検出されます。

      FAO: 007
      
      プロジェクト SecretStop に関してリクエストしていただいた機密情報は分類 Top Secret とされており、現在リリースできません。
      
      内密にお知らせします。
      
      M

    • 検出された式の重みの合計 (+ 4 + 強制検出 + 5 + 6 + 2) がしきい値 (10) を上回っています。

    • リダクションが試行されます。リダクト可能な用語のみに影響が及びます。

      FAO: 007
      
      プロジェクト ********** に関してリクエストしていただいた機密情報は分類 *** ****** とされており、現在リリースできません。
      
      内密にお知らせします。
      
      M

      コンテンツ規則により、残りのリダクトできない用語がカウントされます。

      confidential (4) + classified (5) + In confidence (2) = 11.

    • 残りのコンテンツが引き続きしきい値を超過するため、リダクションが失敗します。

      通常、データはブロックまたは保留します。

      検出されたリダクトできない用語の重みの合計がテキスト検索式のしきい値を超えない場合にのみ、リダクションが成功します。

• リダクションのためのテキスト検索式の設定

  テキストのリダクト コンテンツ規則は、適切に設定されたテキスト検索式リストに依存します。

  リダクションのためのテキスト検索式リストの作成ガイドライン:

  • テキスト検索式を適切なリストにグループ化します。
  • リダクト可能なテキスト検索式のみがリダクトされます。リダクト可能な検索式は、[リダクト] 列が [はい] になっています。
  • リダクト可能にするテキスト検索式には、重みを高く設定するかまたは [強制検出] を使用します。
  • ダウンロード リストの検索式の重みを変更することはできません。
  • クレジット カード番号、ID 番号、定義済みの検索式を含むあらゆるテキスト検索式をリダクトできます。

  詳細については、「テキスト検索式について」を参照してください。

• アダプティブ リダクションがサポートされているファイル タイプ

  リダクションは次のメディア タイプでサポートされています。スキャンする [メディア タイプ] を選択できます。

  メディア タイプ	拡張子
  HTML	.htm .html
  Microsoft Word 文書 (2007+)	.docx .docm .dotx .dotm
  Microsoft Excel スプレッドシート (2007+)	.xlsx .xlsm .xltx
  Microsoft PowerPoint プレゼン (2007+)	.pptx .pptm .potx .ppsx .ppsm .thmx
  Adobe PDF (Portable Document Format)	.pdf
  Rich Text Format エンコードのドキュメント	.rtf
  メモ帳/プレーン テキスト	.txt
  Open Office Calc Document (ODS)	.ods
  Open Office Graphic Document (ODG)	.odg
  Open Office Impress Document (ODP)	.odp
  Open Office Master Document (ODM)	.odm
  Open Office Math Document (ODF)	.odf
  Open Office Writer Document (ODT)	.odf

  リダクションは、拡張子が .doc、.xls または .ppt の Microsoft Office 97-2003 ドキュメントではサポートされていません。これらのドキュメントのコンテンツは、検出できますが、常にリダクションが失敗します。

  テキストのリダクト コンテンツ規則を、同じ検索式リストを使用する [テキスト検索式の検出] 規則と一緒にポリシー ルートに使用します。[テキスト検索式の検出] 規則では、テキストのリダクト規則に選択されているドキュメント タイプを除外する必要があります。

• ドキュメントと添付ファイルのリダクト

  ドキュメントまたは添付ファイルでリダクトする部分を選択することができます。たとえば、次の処理を実行できます。

  • 本文をスキャン
  • ヘッダーとフッターをスキャン
  • プロパティをスキャン
  • コメントをスキャン

  PDF ドキュメント プロパティは検出できますが、正常にリダクトすることはできません。PDF ドキュメントの注釈は検出またはリダクトすることができません。

• 暗号化と保護されたドキュメント

  特定のドキュメントのアクセスおよび制御を制限する方法は多数あります。たとえば、Microsoft Word ドキュメントは読み取り専用にされていたり、パスワードを暗号化したり、パスワード制限をかけた ZIP フォルダーに保存されたりしている場合があります。 ARgon Serverでは、元のユーザーによって編集が制限されていても、アクセス可能なドキュメントであればリダクトできます。

  リダクションは次の場合でも成功します。

  • ファイルが読み取り専用
  • ドキュメントが "最終版" である
  • ファイルがネストされた Zip フォルダに含まれている

  リダクションは次の場合に自動的に失敗します。

  • ドキュメントがデジタル署名済みである

  次の場合は、リダクションが試行されません。

  • ドキュメントが暗号化されているか、パスワードで保護されている。
  • ドキュメントがパスワードで制限された Zip フォルダに格納されている
• ポリシー ルートへのテキストのリダクト コンテンツ規則の適用

  ポリシー エンジンは、ポリシー ルートの位置に関係なく、リダクション コンテンツ規則を優先して適用しようとします。詳細については、「ルートへのポリシーの適用方法」を参照してください。

操作方法...

• テキストのリダクト コンテンツ規則の作成方法

  [テキストのリダクト] コンテンツ規則は、テキスト検索式の検出とリダクションの試行に使用されます。

  テキスト検索式リストで [リダクト] が有効化されているテキスト検索式のみをリダクションの対象にすることができます。

  1. テキスト検索式リストを定義して、機密情報を含めます。 表示

     ポリシー センター ホーム ページで、[テキスト検索式] をクリックします。[テキスト検索式リストの管理] ページに、使用できるすべてのテキスト検索式リストが表示されます。[新規] をクリックして検索式リストを作成するか、既存のリストを選択して [編集] をクリックします。

     テキスト検索式の使用の詳細については、「テキスト検索式について」のトピックを参照してください。

  2. [テキストのリダクト] コンテンツ規則テンプレートを使用してコンテンツ規則を作成します。 表示

     1. ポリシー センター ホーム ページで、[ コンテンツ規則 ] をクリックして [ コンテンツ規則の管理 ] ページを表示します。
     2. [新規] をクリックします。
     3. コンテンツ規則テンプレートのリストから、[テキストのリダクト] を選択します。
     4. [概要] の詳細 (コンテンツ規則の名前および関連する注記) を変更します ([設定の変更はここをクリックします。] をクリックして選択します)。
     5. [保存] ボタンをクリックします。
  3. 一致する式を検出するための [検索対象] 条件を設定します。 表示

     1. [テキスト検索式] セクションで、[設定の変更はここをクリックします。] をクリックします。

     2. スキャンする会話の部分を選択します。

        件名行を除き、特定のメッセージ ヘッダーにはリダクションを適用できません。

     3. コンテンツ規則の参照として使用する検索式リストを選択します。

        これは、手順 1 で作成または編集したテキスト検索式リストです。

     4. 検索式リストの [検出] の値を選択します。この値は、検出された検索式の重みをコンテンツ規則が測定する方法を決定します。

        [しきい値以上] を必ず選択します。これにより、しきい値と一致するかしきい値を超過した場合に規則がトリガされます。

     5. [ドキュメント オプション] を選択してドキュメントのどの部分をスキャンするかを指定します。[保存] ボタンをクリックします。

  4. 残りの [検索対象] 条件を設定します。 表示

     1. どの [ メディア タイプ ] を ARgon Server で検索するかを選択します。[ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックします。

        [ 検出可能なタイプ ] ウィンドウを使用し、検出するファイル タイプを選択することで、個々のドキュメント タイプを選択できます。

        [ 検出可能なタイプ ] ウィンドウの [ Document ] チェック ボックスをオンにすると、すべてのドキュメント形式が選択されます。

     2. [ 保存 ] ボタンをクリックします。
     3. [サイズ制限] を追加します。[ 設定の変更はここをクリックします。 ]をクリックします。
     4. 必要に応じて [サイズ制限を有効にする] を選択します。サイズの上限または下限を入力できます。値を KB 単位で入力し、[以上] または [以下] を選択します。[保存] ボタンをクリックします。

     5. [ 適用するディレクション ] コンテンツ規則を選択して、 [ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックして選択します。社内で受信するか、社外に送信するか、または社内で受信または社外に送信のいずれかのアイテムの検出を指定できます。[ 保存 ] ボタンをクリックします。

  5. リダクションに成功した場合の 実行する操作アクションを設定します。 表示

     1. [リダクションの成功時] セクションを使用して、適切な [ディスポーザル アクション] (Email) または [プライマリ アクション] (Web) を選択します。

     2. [保存] ボタンをクリックします。

     3. [ 新規 ] をクリックして、[ 実行するその他の操作 ] アクションを追加します。

        アクションの設定の詳細については、「実行する操作アクションについて」を参照してください。アクション

     4. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

  6. リダクションに失敗した場合の [実行する操作] アクションを設定します。 表示

     1. [リダクションの失敗時] セクションを使用して、適切な [ディスポーザル アクション] (Email) または [プライマリ アクション] (Web) を選択します。

     2. [保存] ボタンをクリックします。

     3. [ 新規 ] をクリックして、[ 実行するその他の操作 ] アクションを追加します。

        アクションの設定の詳細については、「実行する操作アクションについて」を参照してください。アクション

     4. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

  7. 設定を適用します。

     これで、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用できます。

• リダクションに使用するテキスト検索式の検出コンテンツ規則の作成方法

  テキスト検索式の検出コンテンツ規則を使用すると、セキュリティ層を追加して、リダクトに失敗したコンテンツをブロックするか保留にすることができます。

  1. テキスト検索式リストを定義します。 表示

     テキスト検索式リストで [リダクト可能] として設定されているテキスト検索式のみをリダクションの対象にすることができます。

     ポリシー センター ホーム ページで、[テキスト検索式] をクリックします。[テキスト検索式リストの管理] ページに、使用できるすべてのテキスト検索式リストが表示されます。[新規] をクリックして検索式リストを作成するか、既存のリストを選択して [編集] をクリックします。

     テキスト検索式の使用の詳細については、「テキスト検索式について」のトピックを参照してください。

  2. [テキスト検索式の検出] コンテンツ規則テンプレートを使用してコンテンツ規則を作成します。 表示

     1. ポリシー センター ホーム ページで、[ コンテンツ規則 ] をクリックして [ コンテンツ規則の管理 ] ページを表示します。
     2. [ 新規 ] をクリックします。
     3. コンテンツ規則テンプレートのリストから、[テキスト検索式の検出] を選択します。
     4. [概要] の詳細 (コンテンツ規則の名前および関連する注記) を変更します ([設定の変更はここをクリックします。] をクリックして選択します)。
     5. [保存] ボタンをクリックします。
  3. 一致する式を検出するための [検索対象] 条件を設定します。 表示

     1. [テキスト検索式] セクションで、[設定の変更はここをクリックします。] をクリックします。

     2. スキャンする会話の部分を選択します。

        このコンテンツ規則をテキストのリダクト コンテンツ規則と一緒に使用する場合は、メッセージ本文または件名行を選択しないでください。

     3. コンテンツ規則の参照として使用する検索式リストを選択します。

        これは、手順 1 で作成または編集したテキスト検索式リストです。

     4. 検索式リストの [検出] の値を選択します。この値は、検出された検索式の重みをコンテンツ規則が測定する方法を決定します。

        [しきい値以上] を必ず選択します。これにより、しきい値と一致するかしきい値を超過した場合に規則がトリガされます。

     5. [ドキュメント オプション] を選択してドキュメントのどの部分をスキャンするかを指定します。[保存] ボタンをクリックします。

        埋め込みスクリプトのスキャンを送信ソーシャル メディア ポリシー ルートに適用した場合は、大きな影響が及ぶことがあります。たとえば、Facebook または Google Mail のユーザーは、インスタント メッセージ内にテキスト検索式が検出された場合に、アクセスが拒否され回復できないことがあります。

  4. 残りの [検索対象] 条件を設定します。 表示

     1. どの [ メディア タイプ ] を ARgon Server で検索するかを選択します。[ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックします。

        [ 検出可能なタイプ ] ウィンドウを使用し、検出するファイル タイプを選択することで、個々のドキュメント タイプを選択できます。

        ポリシー ルートでは、[テキストのリダクト] コンテンツ規則に選択されているドキュメント タイプを除外します。

     2. [ 保存 ] ボタンをクリックします。
     3. [サイズ制限] を追加します。[ 設定の変更はここをクリックします。 ]をクリックします。
     4. 必要に応じて [サイズ制限を有効にする] を選択します。サイズの上限または下限を入力できます。値を KB 単位で入力し、[以上] または [以下] を選択します。[保存] ボタンをクリックします。

     5. [ 適用するディレクション ] コンテンツ規則を選択して、 [ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックして選択します。社内で受信するか、社外に送信するか、または社内で受信または社外に送信のいずれかのアイテムの検出を指定できます。[ 保存 ] ボタンをクリックします。

  5. [ 実行する操作 ] アクションを設定します。 表示

     1. コンテンツ規則がトリガされた場合の操作を決めるコンテンツ規則の実行する操作アクションを変更します。[ 設定の変更はここをクリックします。 ]をクリックします。[ディスポーザル アクション] (電子メール) または [プライマリ アクション] (Web) を選択します。

     2. [保存] ボタンをクリックします。

  6. 設定を適用します。

     これで、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用できます。

表示...

• 例 1: 機密情報の非表示

  適切にリダクトされていない限り、特定の用語およびフレーズが組織から送信されることを防止します。

  1. 分類された用語を検出するための検索式リストを作成します。このシナリオでは、しきい値を 10 に設定します。

     この方法については、「テキスト検索式リストの作成」を参照してください。

     

  2. この検索式リストを使用してコンテンツで一致する検索式を探すテキストのリダクト コンテンツ規則を設定します。[実行する操作] アクションを次のように設定します。

     • リダクションの成功時....配信

     • リダクションの失敗時....メッセージを保留する

  3. ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用します。

     詳細については、「ポリシー ルートについて」を参照してください。

  メッセージが検出された場合に行われる処理

  • ARgon Server によって次のテキストが検出されます。

    M 様
    
    コードネーム: SecretStop について提供していただいた情報は暗号化されているようです。これはまだ機密として分類されていますか。お知らせください。
    
    James
    

  • 検出された検索式の重みの合計がしきい値を上回り、リダクションが試行されます。

    M 様
    
    ******** について提供していただいた情報**********は暗号化されているようです。これはまだ機密として分類されていますか。お知らせください。
    
    James
    

  • 残りの一致する検索式は +5 +4 = 9 とカウントされます。

    残りのコンテンツはしきい値の重みより低いため、リダクションが成功します。

    リダクトされたメッセージ テキストが配信されます。

    変更されたメッセージに引き続きしきい値を超過する用語が含まれる場合、リダクションが失敗と見なされ、該当するアクション (メッセージの保留) が実行されます。

• 例 2: 加重式によるリダクション試行

  加重テキスト検索式にリダクションを適用します。

  1. 分類された用語を検出するための検索式リストを作成します。しきい値を 10 に設定します。

     詳細については、「テキスト検索式リストの作成」を参照してください。

     

  2. コンテンツで一致する検索式を探すテキストのリダクト コンテンツ規則を作成します。

  3. ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用します。

     詳細については、「ポリシー ルートについて」を参照してください。

  ARgon Server でメッセージが検出された場合に行われる処理

  • ARgon Server によって次のテキストが検出されます。

    Bond 様
    
    トップ シークレット情報を内密にお送りいただきましてありがとうございます。あなたのご尽力は私たちの作戦の成功にかけがえのないものです。
    
    エージェント X

  • 赤の検索式が検出され、+6 +2 = 8 とカウントされています。これは、コンテンツ規則をトリガするには不十分です。

    • そのため、リダクションが試行されません。
    • 元のメッセージが配信されます。

    テキスト検索式を作成または編集する場合、リダクト可能にするには、大きな重みか [インスタント] の重みを使用します。

• 例 3: ダウンロード リストのリダクション

  英語または日本語の不適切用語を含む送信コミュニケーションにリダクションを適用します。

  ダウンロード リストには、不適切用語が保存されています。ダウンロード リストをリダクト可能として設定する前に、コピーする必要があります。

  1. 必要なダウンロード リストをコピーします。この場合は、Swear Words: English と Swear Words: Japanese です。 表示

     1. [ポリシー] > [テキスト検索式] をクリックし、[ダウンロード リスト] タブを選択します。
     2. コピーするリストを選択します。

     3. [コピー] をクリックします。

        リストが [テキスト検索式] タブにコピーされ、新しいテキスト検索式として表示されます。

        Swear Words: English コピー

        Swear Words: Japanese コピー

     ダウンロード リストおよびテキスト検索式リストの詳細については、「テキスト検索式について」のトピックを参照してください。

  2. リストの各検索式を [すべてリダクト] に設定します。 表示

     1. 検索式リストを選択して、[編集] をクリックします。
     2. [検索式] セクションで、[すべてリダクト] をクリックします。

  3. コンテンツで一致する検索式を探すテキストのリダクト コンテンツ規則を作成します。

  4. たとえば、[社内アドレス] から [全員] までなど、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用します。

     詳細については、「ポリシー ルートについて」を参照してください。

• 例 4: 電子メール添付ファイルのテキストのリダクト

  セールス チームが添付したスプレッドシートまたは Word ドキュメントで間違ってクライアント名を配信してしまうことを防止します。 ARgon Serverで、これらの添付ファイル内のクライアント名と会社名をリダクトします。さらに、これが発生したときに通知を受信します。

  1. 適切な検索式を [リダクト] に設定したクライアントという名前の検索式リストを作成します。

     詳細については、「テキスト検索式リストの作成」を参照してください。

     

  2. [テキストのリダクト] コンテンツ規則を作成します。

     [ポリシー] > [コンテンツ規則] > [新規] をクリックします。[テキストのリダクト] を選択します。

  3. [検索対象] セクションで、検索式を検出する [テキスト検索式] 項を設定します。

     • スキャン: 指定された添付ファイル。
     • 検索式リスト: クライアント
     • トリガ: しきい値以上

     • ドキュメント オプション: 本文をスキャン、ヘッダーとフッターをスキャン、およびプロパティをスキャン

     詳細については、「検索対象項について」を参照してください。

  4. スキャンする [メディア タイプ] を設定します。

     • 選択されたメディア タイプを含めるMicrosoft Word Document (DOCX) および Microsoft Excel Spreadsheet (XLSX)

     詳細については、「検索対象項について」を参照してください。

  5. リダクションの成功時または失敗時に [実行する操作] アクションを設定します。このシナリオでは、以下を行うポリシーが必要になります。

     リダクション（機密データの秘匿化）に成功した場合	リダクション（機密データの秘匿化）に失敗した場合
     ルートに指定されているとおりにメッセージを配信	保管場所 ...[メッセージエリア]
     通知の生成	通知の生成

     詳細については、「実行する操作」アクションを参照してください。

  6. コンテンツ規則を設定したら、設定を適用します。

  7. セールス チームを全メールに接続するポリシー ルートにコンテンツ規則を追加します。

     [ポリシー] > [メール ポリシー ルート] をクリックします。

     表示...

     

     Web ポリシー ルートの作成およびコンテンツ規則の追加方法の詳細については、「ポリシー ルートについて」を参照してください。

  8. 設定を適用します。
• 例 5: メッセージのリダクトおよび送信者へのコピーの返信

  組織から送信されるメッセージから、特定の語およびフレーズをリダクトします。さらに、元のメッセージをリダクトして配信したことを伝えるために、リダクトしたメッセージのコピーを送信者に送信します。

  1. 分類された用語を検出するための検索式リストを作成します。しきい値を 10 に設定します。

     詳細については、「テキスト検索式リストの作成」を参照してください。

     

  2. コンテンツで一致する検索式を探すテキストのリダクト コンテンツ規則を作成します。

  3. リダクションの成功時にメッセージを配信するための [実行する操作] アクションを設定します。

     このシナリオでは、次の設定を使用します。

     リダクション（機密データの秘匿化）に成功した場合	リダクション（機密データの秘匿化）に失敗した場合
     ルートに指定されているとおりにメッセージを配信	保管場所 ...
     通知の生成 (メッセージ発信者へ)	通知の生成 (管理者へ)

  4. [ 社内アドレス ] から [ 全メール ] まで、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用します。

     詳細については、「ポリシー ルートについて」を参照してください。

  ARgon Server でメッセージが検出された場合に行われる処理

  • ARgon Server によって次のテキストが検出されます。

    007,
    リクエストしていただいたアイテムが、M によって M3712 規則の下でトップ シークレットから機密に再分類されたため、ご利用いただけるようになりました。
    内密にお知らせします。
    Q

  • 一致する式が検出され、+6 +4 +2 =12 とカウントされています。

    リダクト可能な用語にリダクションが適用されます。

    007,
    リクエストしていただいたアイテムが、M によって M3712 規則の下で *** ****** から機密に再分類されたため、ご利用いただけるようになりました。
    内密にお知らせします。
    Q

  • 残りの一致する検索式は +4 +2 = 6 とカウントされます。

    残りのコンテンツはしきい値の重みより低いため、リダクションが成功します。

    リダクトされたメッセージが配信されます。

    通知メッセージがメッセージ発信者に送信されます。

  • 別の送信が ARgon Serverによって検出され、今回は .pdf 添付ファイルに次のテキストが含まれています。

    機密:
    リクエスト済み: コマンダー Bond、作戦 SecretStop のトップ シークレットの関与、02:00 時間。
    ステータス: 分類/機密。

  • 一致する検索式によってコンテンツ規則がトリガされます。リダクションが試行されます。

    機密:
    リクエスト済み: コマンダー Bond、作戦 ********** の *** ****** の関与、02:00 時間。
    ステータス: 分類/機密。

  • 残りの用語は +4 +5 +4 =13 とカウントされます。

    リダクションは失敗です。

    元のリダクトされていないメッセージは配信されず、保留エリアに送信されます。

    通知がサーバー管理者に送信されます。

参照項目...

• サニタイゼーション
• テキスト検索式の操作
• コンテンツ規則の詳細
• 検索対象項
• 実行する操作アクション
• ポリシー ルートの設定