コンテンツ規則テンプレート

コンテンツ規則はポリシー ルートに適用され、セキュリティ ポリシーの検索対象が何であるか、そして、それらのセキュリティ ポリシーがトリガーされた場合にどのようなアクションをとるのかを指示します。コンテンツ規則の作成時には、その規則のベースとなる [コンテンツ規則テンプレート] を選択しなければなりません。

コンテンツ規則は、[検索対象] 項に一致する条件があるかどうかを検索し、[実行する操作] で定義されたアクションを適用します。

選択した [コンテンツ規則テンプレート] によって [検索対象] 項が決まるため、このテンプレートの選択は慎重に行わなければなりません。

  必要に応じて、推奨されている [実行する操作] を変更したり、アクションを追加したりすることもできます。

Clearswift ARgon for Email には、次の [コンテンツ規則テンプレート] があります。

テンプレート 規則の内容 検索対象 項 実行する操作 のデフォルトアクション
プロパティの分析 特定のテキスト検索式の、ドキュメント プロパティを分析します。 [プロパティの分析]、[メディア タイプ]、[サイズ制限] 配信 / 続行
アクティブ コンテンツの検出 選択したメディア タイプに含まれた、アクティブ コンテンツ (マクロなど) を検出します。 [メディア タイプ] 通信を許可
ファイル名の検出 [ファイル名リスト] に基づいて、選択したファイル名を検出して処理します。 [ファイル名]、[ディレクション] 通信を許可
テキスト検索式の検出

選択したメディア タイプに含まれた、不適切なテキスト検索式を検出して処理します。

注記: コンテンツに含まれたスクリプトをスキャンする場合は、[埋め込みスクリプトをスキャン] オプションを選択し、[メディア タイプ] 項でメディアの種類を指定します。

[テキスト検索式]、[メディア タイプ]、[サイズ制限]、[ディレクション]、[画像から抽出されたテキストのスキャン (OCR)] 通信を許可
不正な形式のデータの検出 不良なデータ、破損したデータ、不正な形式のデータが含まれたコンテンツを検出します。 [メディア タイプ] [メッセージ処理エラー] エリアに保管 / 通信を許可
メディア タイプの検出 選択したメディアの種類を検出して処理します。 [メディア タイプ]、[サイズ制限]、[ファイル名]、[ディレクション] 通信を許可
デジタル署名の検証 有効なデジタル署名を検出します。 デジタル署名の検証 [メッセージ処理エラー] エリアに保管
暗号化または復号化エラー 暗号化または復号化に失敗したメッセージを検出します。 [暗号化エラー] [メッセージ処理エラー] エリアに保管
メッセージ変更エラー ARgon Server で変更できなかったメッセージを検出して処理します。 [メッセージ変更エラー] [メッセージ処理エラー] エリアに保管
メッセージ処理エラー ARgon Server で処理できなかったメッセージを検出します。 [メッセージ処理エラー] [メッセージ処理エラー] エリアに保管
テキストのリダクト (機密データの秘匿化) 選択したメディア タイプに含まれた、不適切なテキスト検索式を検出します。コンテンツのリダクションを試行します。 [テキスト検索式]、[メディア タイプ]、[サイズ制限]、[ディレクション] 配信 / 続行
アクティブ コンテンツのサニタイズ 選択したメディア タイプに含まれた、アクティブ コンテンツ (マクロなど) を検出します。コンテンツのサニタイゼーションを試行します。 [メディア タイプ]、[ディレクション]

配信 / 続行 (成功した場合)

[機密] エリアに保管 (失敗した場合)

ドキュメント コンテンツのサニタイズ ドキュメントの特定の部分と、メディア タイプを選択して、その中に含まれたメタデータとドキュメント プロパティを検出します。コンテンツのサニタイゼーションを試行します。 [メディア タイプ]、[カテゴリ]

配信 / 続行 (成功した場合)

[機密] エリアに保管 (失敗した場合)

サイズのバイパス ユーザー指定の値よりも大きいサイズの、ファイル転送のコンテンツ スキャンを除外します。 [データ転送の制限] コンテンツ チェックのバイパス

 

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