スターターコンテンツセキュリティポリシー

ClearswiftARgon for Email には、独自の企業ポリシーを作成するための基盤として、初期コンテンツセキュリティポリシーが含まれています。スターターポリシーには、送受信メールの基本的ポリシールート、推奨されるコンテンツ規則、すでに適用されているポリシーの参照が含まれます。

情報...

スターターポリシーによって提供される保護

スターターポリシーにより、ルートと規則が送受信メールに提供されます。ルートの修正は、検出されたコンテンツでアクションを実行するように設計されています。ルートのモニタを使用すると、組織が配信または組織に配信されるコンテンツを検出してモニタすることができます。また、スターターポリシーには、他のポリシールートと一致しないメッセージを検出するルートも含まれています。

スターターポリシーは、組織の要件に合うように変更できるテンプレートを提供するように設計されています。システムパフォーマンスを強化して、誤検出を回避するため、できるだけ早くポリシーをカスタマイズすることをお勧めします。

送信メッセージ

送信メールに対する規則は、[社内アドレス] から [全メール] ポリシールートに含まれています。ルートにはデバイスのデフォルトのディスポーザルアクションがあり、適用されるコンテンツ規則のいずれかによってトリガされ、別のディスポーザルアクションが指定されない限り、メッセージは配信されます。

送信メールに対する規則は、[社内アドレス] から [全メール] ポリシールートに含まれています。これらのルートにはデバイスのデフォルトのディスポーザルアクションがあり、適用されるコンテンツ規則のいずれかによってトリガされ、別のディスポーザルアクションが指定されない限り、メッセージは配信されます。

[社内アドレス] から [全メール] ルートのメッセージ処理(修正) ルート:

このスターターポリシールートを設定する目的:

アクティブコンテンツを含むメッセージをサニタイズし、受信者に配信して、[アダプティブリダクション保留] メッセージエリアにコピーを保留。サニタイズされたメッセージは配信する前に注釈付けされる。

サニタイズできないメッセージを [アクティブコード] エリアに保留し、メッセージが配信されなかったことを送信者に通知。

'PCI'、'PII' または '機密' 用語を含むメッセージをリダクトし、受信者に配信して、[アダプティブリダクション保留] エリアにコピーを保留。リダクトされたメッセージは配信する前に注釈付けされる。

リダクトできないメッセージを適切なエリアに保留 ([PCI]、[PII] または [機密書類])。メッセージが配信されなかったことを送信者に通知。

ドキュメントプロパティ*を含むメッセージの添付をサニタイズし、受信者に配信して、[アダプティブリダクション保留] メッセージエリアにコピーを保留。サニタイズされたメッセージは配信する前に注釈付けされる。

サニタイズできないメッセージの添付を [機密書類] メッセージエリアに保留。メッセージが配信されなかったことを送信者に通知。

メッセージの処理が失敗した場合、そのメッセージをメッセージの処理エラーメッセージエリアに保留する。

メールのコンテンツ処理に失敗した場合に検疫。メッセージの処理に失敗エリアに保管。

* スターターポリシーは、すべての入手可能なドキュメントプロパティをサニタイズして、[アダプティブリダクション保留] エリアにコピーを保留するように設定されています。

受信メッセージ

受信メールに対する規則は、[ 全メール ] から [ 社内アドレス ] ポリシールートに含まれています。これらのルートにはデバイスのデフォルトのディスポーザルアクションがあり、適用されるコンテンツ規則のいずれかによってトリガされ、別のディスポーザルアクションが指定されない限り、メッセージは配信されます。

[全メール] から [[社内アドレス] ルートのメッセージ処理(修正) ルート:

このスターターポリシールートを設定する目的:

アクティブコンテンツを含むメッセージをサニタイズし、受信者に配信して、[アダプティブリダクション保留] メッセージエリアにコピーを保留。

サニタイズできないメッセージを [アクティブコード] エリアに保留し、メッセージが配信されなかったことを受信者に通知。

リダクトできないメッセージを適切なエリアに保留 ([PCI]、[PII] または [機密書類])。メッセージが配信されなかったことを送信者に通知。

サニタイズできないメッセージの添付を [機密書類] メッセージエリアに保留。メッセージが配信されなかったことを送信者に通知。

メッセージの処理が失敗した場合、そのメッセージをメッセージの処理エラーメッセージエリアに保留する。

メールのコンテンツ処理に失敗した場合に検疫。メッセージの処理に失敗エリアに保管。

* スターターポリシーは、すべての入手可能なドキュメントプロパティをサニタイズして、[アダプティブリダクション保留] エリアにコピーを保留するように設定されています。メッセージエリアのオーバーロードとシステム性能への悪影響を避けるため、できるだけ早くドキュメントコンテンツのサニタイズ規則をカスタマイズすることを強くお勧めします。

他のポリシールートと一致しないメッセージの規則は、別のルートと一致しないすべての電子メールポリシールートに含まれています。このポリシールートは適用されるコンテンツ規則なしに指定されるので、[ 間違ってルーティングされたメッセージ ] メッセージエリアに保留されているメッセージのデフォルトのディスポーザルアクションが常に適用されます。

操作方法...

組織の要件に適したスターターポリシーの適用

導入するポリシーの要素および必要な手順については、「スターターポリシーの適用」トピックを参照してください。
各コンテンツ規則の機能に関する詳細について

ARgonをインストールすると、スターターポリシーにはデフォルトポリシーを形成する事前設定のコンテンツ規則が含まれます。セキュリティポリシーをできるだけ早くカスタマイズすることをお勧めします。[ポリシー] > [メールポリシールート] をクリックします。ルートを選択し、[編集] をクリックしてコンテンツ規則を表示します。コンテンツ規則を選択して編集します。[概要] セクションには、各コンテンツ規則の運用に関する詳細が含まれています。
デフォルトのテキスト検索式リストの表示

機密書類または PCI テキスト検索式リストに含まれる用語を調べるには、[ポリシー] > [ポリシーの参照] > [テキスト検索式] をクリックします。[テキスト検索式] タブに、現在使用できるテキスト検索式リストの一覧が表示されます。詳細については、「テキスト検索式の操作」トピックを参照してください。

参照...