保留メッセージ
セキュリティ ポリシーによってインターセプトされたメッセージは、 (ClearswiftARgon for Email によってメッセージ エリアに保持されます。このようなメッセージは保留メッセージと呼ばれます。
メッセージ センターで、保留メッセージの検索、分析、および表示を行うことができます。個々の保留メッセージを探す場合にはこれが役立ちます。メッセージ センターでは、個々のメッセージの解放、削除、および処理を直接行うこともできます。さらに、複数の保留メッセージを 1 回の操作で処理できるバッチ操作を作成して設定することもできます。
情報...
-
メッセージ エリア
メッセージ エリアには、ポリシー ルールを使用して ARgon によって検出されたメッセージが含まれます。ポリシー ルールによって、メッセージを保留にすべき理由を決定し、ディスポーザル アクションを使用してメッセージを対応するメッセージ エリアに保持します。
管理者は、メッセージ エリアのメッセージを表示および分析し、メッセージの処理方法を選択できます。
-
提供メッセージ エリア
メッセージ エリアはディスポーザル アクションの結果として作成されます。数多くの設定済みメッセージ エリアがClearswift ARgon for Email スターター ポリシーによって提供されています。このようなメッセージ エリアでは基本的なメッセージが保持されます。
機密 |
機密情報を含むメッセージ。
|
暗号化済み |
暗号化メッセージ。 |
暗号化または復号化の失敗 |
暗号化または復号化できなかったメッセージ。 |
メッセージの処理に失敗 |
ポリシー エンジンがコンテンツ分析時に識別できなかったコンポーネントを 1 つ以上含むメッセージ。たとえば、標準に準拠していないメッセージ、または破損したデータ ファイルを含むメッセージ。
|
間違ってルーティングされたメッセージ |
[別のルートと一致しないすべての電子メール] とラベル付けされたルートに従うメッセージ。これらのメッセージはディスポーザル アクションによって管理され、[間違ってルーティングされたメッセージ] エリアに保持されます。
|
マルチメディア |
選択されたマルチメディア タイプを含むメッセージ。 |
問題メッセージ |
通常は、コンテンツ分析で内部エラーを引き起こした問題メッセージ。これには、DoS 攻撃の目的で意図的に不適切な形式にしているメッセージが含まれます。
|
[問題メッセージ] エリアに保持されているメッセージ関して疑問がある場合は、通常のClearswift テクニカル サポート プロバイダに問い合わせてください。 |
|
不適切用語 |
ダウンロード リストで定義されている不適切な用語が検出されたメッセージ。
|
|
[問題メッセージ] または [メッセージの処理に失敗] メッセージ エリアは削除できません。これらはシステムで必要です。 |
-
ピア ARgon上のメッセージ
|
最大 8 個のピアを含むグループに対して、ローカル ARgon のメッセージを管理できます。メッセージ センターを使用すると、いずれかのピア ARgon上のメッセージを表示、分析、処理、および管理できます。
|
操作方法...
-
保留メッセージの検索
- ホーム ページで [メッセージ] > [保留メッセージの検索] をクリックします。[メッセージ フィルタ] 検索ページが表示されます。
-
検索条件の
入力.
送信者 |
送信者の電子メール アドレス。 |
受信者 |
受信者の電子メール アドレス。 |
件名 |
メッセージの件名。 |
エリア |
検索する特定のメッセージ エリア。利用できるすべてのメッセージ エリアを検索するには [任意] を選択します。 |
理由 |
ARgon がメッセージを保留した理由。 |
処理完了 |
ARgon がメッセージを処理した期間。ドロップダウン メニューから選択します。 |
有効期限 |
メッセージの有効期限。ドロップダウン メニューから選択します。 |
ピア |
自分のグループのピア ARgon。検索に含めるピアを選択します。 |
|
テキスト フィールドの単語の断片または一部でも検索できます。たとえば、[送信者] フィールドで @company.org を検索すると、company.org ドメインを使用する送信者からのすべての保留メッセージが返されます。同様に、[件名] フィールドで conf を検索すると、件名行に confidential、conference、および confirmation という語が含まれるメッセージが返されます。 |
- [適用] をクリックします。検索結果として、条件に一致するすべての保留メッセージが表示されます。
-
保留メッセージの検索を実行した後で、次の操作を行うことができます。
- 保留メッセージを選択して表示します。
- 保留メッセージを選択して処理します。
-
[フィルタのリセット] をクリックして検索を更新します。
- [ ]をクリックして、新しい検索を実行します。
-
[バッチの追加] をクリックして、検索結果に対してバッチ操作を実行します。[バッチ操作の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
-
保留メッセージの表示および管理
-
ホーム ページで [メッセージ] をクリックし、[保留メッセージの検索] 機能を使用して保留メッセージを検索します。
|
メッセージの送信先のメッセージ エリアがわかっている場合は、メッセージ センター ホーム ページの [保留メッセージ] テーブルでメッセージ エリアを直接開くこともできます。必要なメッセージ エリアを選択します。[メッセージ フィルタ] にメッセージ エリアの詳細が表示され、現在保持されているすべてのメッセージが一覧表示されます。 |
- 検索結果の横にあるチェックボックスを使用して、表示したいメッセージを選択します。表示と処理のオプションが表示されます。
-
[表示] をクリックします。[メッセージの表示] ページが表示されます。
[メッセージの表示] ページを使用すると、メッセージの要素を確認できます。選択したメッセージに関連する情報が各タブに表示されます。
ツールバーのオプションを使用してメッセージを処理および管理することもできます。
-
メッセージ エリアの作成または変更
メッセージ エリアは、コンテンツ セキュリティ ポリシーにおいてディスポーザル アクションを定義すると、自動的に作成されます。ディスポーザル アクションは、メッセージがインターセプトされた場合の処理方法を決定します。たとえば、[機密] ディスポーザル アクションは、インターセプトしたすべてのメッセージを [機密] メッセージ エリアにルーティングし直します。
新しいメッセージ エリアを作成するには、新しいディスポーザル アクションを作成する必要があります。
メッセージ エリアを変更するには、詳細についてディスポーザル アクションを参照してください。
参照...
Copyright Help/Systems LLC and its group of companies.
All trademarks and registered trademarks are the property of their respective owners.