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電子メールのルーティングの指定

特定の電子メールのドメイン宛ての電子メールについては、特定のメール サーバーにルーティングするか、DNS MX レコードを使用してルーティングします。このメカニズムでは、次のメッセージのルーティングを指定することができます。

• インターネットから受信した、自分のドメインのメッセージ (受信メール)。
• Gateway の内部 SMTP から転送された、自分のドメイン以外のドメインのメッセージ (送信メール)。

ドメイン名を指定する場合、たとえば、DNS を使用していない場合に外部配信用のメール サーバーを指定するときなどに、ワイルドカード (*) を使用できます。以下のワイルドカードの使用例を参照してください。

ドメインのルートを追加または編集するには

1. システム センター ホーム ページから、[ SMTP の設定 ] をクリックします。[ SMTP の設定 ] ページが表示されます。
2. [メール ドメインとルーティング] をクリックして、[メール ドメインとルーティング] ページを表示します。[電子メール ルーティング] タブを選択します。
3. [ 新規 ]をクリックします。[電子メール ルートの追加] ダイアログが表示されます。

4. [電子メール ルートの追加] ダイアログで、次の情報を入力します。

   • [ドメイン] には、ルーティング情報を提供するドメインを指定します。

   • [ルート] で、[DNS の使用] または [サーバーの設定] を選択します。

     上記で [サーバーの設定] を選択した場合は、サーバーの完全修飾ホスト名または IP アドレスと、使用するポート番号を指定します。フェイルオーバー構成を提供する場合は、複数の DNS A レコードに解決される完全修飾ホスト名を指定することも、ロードバランサーを使用する場合は vip を入力することもできます。
     

   • TLS の設定を定義するコネクションのプロファイルを選択します。ダイアログの上部にある情報ボックスには、認証と TLS の設定の状態が表示されます。
   • SMTP 接続を完了するために必要な認証設定を含めることもできます。
     1. サーバーで必要な認証タイプを選択します ([AUTH PLAIN/LOGIN] または [NONE])。
     2. メール サーバーの [ユーザー名] および [パスワード] を入力し、[パスワードの確認] でパスワードを再入力します。

     同じサーバーに複数のルートがある場合は、TLS を適用するために、同じコネクションのプロファイルが選択されていることを確認しなければなりません。ルーティングにIPアドレスを使用している場合は、同じサーバーへのすべてのルートにおいて、同じ AUTH 設定がであることを確認してください。

     認証 SMTP 接続では、TLS を必ず有効にしてください。

5. [追加] または [更新] をクリックし、更新されたエントリをルーティング テーブルに追加します。

6. ルーティング テーブルのエントリの優先度を変更するには、エントリを選択してから、 または を必要に応じてクリックします。

ドメインからルートを削除するには

1. [電子メール ルーティング] エリアにマウス ポインタを移動して、リストから項目を選択し、[ [削除]] をクリックします。1 つの削除の確認 ダイアログ ボックスが表示され、'ルートを削除しますか?'が表示されます。

2. [はい] をクリックして、電子メール ルーティング テーブルからエントリを削除します。

参照項目...

• SMTP メールの設定について
• TLS 通信の有効化
• SMTP コネクションの管理
• ホスト ドメインの指定
• SMTP 認証

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