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ドメインキー識別メール（DKIM)

受信メッセージに対して ドメインキー識別メール（DKIM)の検査を実行するよう Clearswift Gateway を設定できます。

Clearswift Gateway は、受信したメッセージの DKIM 署名をチェックして、確認済みのドメイン名が電子メールヘッダーの「From」または「Sender」のアドレスと一致していることを確認します。Clearswift Gateway は、パブリックキーを含む署名者情報を DNS から取得します。この署名者情報を分析し、そのメッセージが正当であるかどうかを検証します。

メッセージが DKIM チェックに失敗するパターンは次の 2 つです。

• Hard Failure: DKIM レコードにより、メッセージが指定された送信者から送信されていないことが明確にわかります。
• Soft Failure: DKIM DNSレコードに問題があり、Clearswift Gateway がDKIM 署名をチェックすることができません。

Clearswift Gatewayでは、DKIM エラーのタイプに従って、メッセージに対して実行するさまざまなアクションを指定できます。

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• 無効な署名のために DKIM に失敗したメッセージ

  署名が無効であるためにメッセージが DKIM ポリシーに失敗した場合は、DKIM 署名が適用されたポイントと Gateway に到達したポイントの間で行われたメッセージの変更による可能性があります。

  このシナリオでは、Gateway はメッセージに無効な署名があると正しく判断します。

  • 例を表示

    1. 連絡先は、社内のメールサーバーからメッセージを送信します。
    2. 内部メールサーバーは、メッセージに DKIM 署名を適用し、それを会社が使用するマネージドメールサービスプロバイダーに送信します。
    3. メッセージはマネージドメールサービスプロバイダーによって変更され、DKIM 署名が無効になります。
    4. メッセージが受信者に送信されます。
    5. メッセージは（DKIM 検証が有効な場合） Clearswift SECURE Email Gateway によって受信されます。
    6. Gateway は、DKIM 署名がメッセージと一貫性がないと判断します。メッセージは拒否されるか、メッセージエリアに保留されます。
  • DKIM 検証に失敗したメッセージの確認方法

    1. ホーム ページで [メッセージ] > [保留メッセージの検索] をクリックします。表示するメッセージを選択します。
    2. [ 構造 ] タブをクリックします。

    3. SpamLogicField プロパティを検索します。

       DKIM 検証が失敗した場合、dkim 属性は次の値を表示します。SignatureValidationFailed

詳細については、「DKIM 検証の設定」を参照してください。

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