レポートの表示と管理

レポートはいつでも手動で実行して、最新の結果を確認できます。レポートセンターにはレポートがグラフィックに表示され、結果をさらに詳しく調べることもできます。レポートを PDF ファイルとしてエクスポートまたは電子メール送信したり、CSV としてデータを保存したりすることもできます。

システムレポートは、Clearswift Gatewayによって提供される標準レポートの 1 つです。システムレポートを変更したりスケジュール設定したりすることはできません。システムレポートをコピーしてカスタマイズレポートを作成してから、その新しいレポートを変更またはスケジュール設定してください。

操作方法...

レポートを表示すると、レポート結果が Web ブラウザの新しいウィンドウ枠に表示されます。レポートデータは次のフォーマットで表示されます。

サマリエリアには、レポートの生成に使用された検索条件と選択された対象期間が表示されます。

[対象期間] には、選択した期間の開始日と終了日が表示されます。たとえば、対象期間として [今週] を選択した場合、その期間を具体的に示す日付も表示されます。

レポートデータはグラフィックに表示されます。

レポートは、多くの場合、メッセージ数 (数) またはメッセージボリューム (メモリ) 単位で表示されます。必要なデータを表示するために [メッセージ数] または [メッセージボリューム] タブを選択します。

チャートをクリックすると、フォーマット (棒グラフ、円グラフ、および折線グラフ) が切り替わります。

レポートによって異なりますが、結果はランク順または日付順に表示されます。

結果表のエントリをクリックすると結果を調べることができます。

レポートは、設定により週単位または月単位でグループ化することもできます。[合計] ボタン

を使用して、[総計] または期間ごとの [小計] を表示します。

レポートタイプによっては、個々のレコードをさらに詳しく調べることができます。

たとえば、ウイルスが検出されたためにインターセプトされたメッセージ数を調べる場合は、サマリデータをドリルダウンすると、個々のメッセージ、送信者、受信者、件名、サイズ、およびGateway に届いた時刻が表示されます。

このレポートにはグラフは表示されません。

カテゴリーは1回以上データをカウントします。たとえば、あるメッセージが PGP と TLS を使用して暗号化されている場合、そのレコードが両方のカテゴリに含まれます。

調べる暗号化タイプをクリックします。たとえば、PGP を使用して暗号化されたメッセージを調べたいとします。各メッセージが、送信者、受信者、件名、日付、およびサイズとともに表示されます。

情報を表示...

レポートセンターのオプションを使用すると、適応性が高い多くのレポートによってGateway でのアクティビティをモニタできます。これを効率よく実行するために、Gateway は、サマリデータと詳細データを別々に管理しています。データの保存方法を設定することもできます。

詳細データを利用すると、詳細なリストにドリルダウンして、特定のメッセージデータを調べることができます。たとえば、脅威およびコンテンツ規則レポートでは、表示されたレポートから詳細情報を調べることができます。

レポートサマリに表示される統計が、詳細な結果の統計と一致しない場合があります。これには考えられる理由がいくつかあります。

メッセージの受信と処理の時間差がレポート作成期間の開始または終了に重なっている場合

詳細レポートデータとサマリレポートデータの不一致が発生するのは、Gateway がメッセージを受信してから処理するまでにレポート作成期間が切り替わった場合です。たとえば、メッセージの受信が 23:59 で、処理が 00:00 だった場合、サマリレポートはこのデータを 2 日目にカウントしますが、詳細情報は 1 日目に記録されます。
コンテンツセキュリティポリシーによって分割されたメッセージが、サマリレポートで個別にカウントされる場合

メッセージが複数の受信者宛ての場合、複数のポリシールートと一致する可能性があります。分割されたメッセージは、同一内容の別のメッセージとしてカウントされます。この結果、サマリレポートには分割メッセージの複数の結果が含まれるが、詳細レポートでは各メッセージが 1 回しかカウントされません。

参照項目...