PGP 暗号化とパスワードの暗号化は、FIPS モードでは使用できません。 |
電子メール暗号化エンドポイントは、1 つ、または、複数の受信者の電子メール アドレスに固有の暗号化の設定をパッケージ化したものです。エンドポイントは、単一の電子メール アドレス、アドレス リスト、ドメインに適用することができます。
エンドポイントは、
電子メール メッセージの配信に暗号化エンドポイントを用いるかどうかは、ポリシー ルートと、ポリシー コンテンツ規則とで設定します。
メール ポリシー ルート
デフォルトの配信アクションを変更して、暗号化を有効にします。
メール ポリシー ルートで暗号化が有効に設定されている場合、そのルート内の送信者からのメール、そのルート内の受信者へのメール、または、そのルート内の送信者と受信者両方へのメールが暗号化されます。つまり、[全メール] から [社内アドレス] に送られたメールを暗号化することもできれば、特定のアドレス リストから特定のアドレス リストに送られたメールを暗号化することも可能です。そうしたすべての受信者に適した暗号化エンドポイントを作成する必要があります。
たとえば、1 つのメッセージに対して、エンドポイントが異なる複数の受信者 (S/MIME で暗号化するエンドポイント、PGP で署名するエンドポイント、暗号化なしで配信するエンドポイントなど) が存在することもありえます。これは、「メッセージの分割」と呼ばれています。
有効なエンドポイントが見つからないメッセージ受信者が 1 人でもいると、暗号化は失敗します。 |
たとえば、[社内アドレス] アドレス リストのユーザー全員の電子メール メッセージを暗号化しない エンドポイントの上に、優先順位の高い、電子メール メッセージの暗号化が必要な個別のユーザーのエントリがある場合などがあります。
キーの期限切れなどの理由で使用できないエンドポイントが検出された場合、暗号化は失敗します。
どのエンドポイントにも該当しない受信者用に、署名も暗号化もしない「予備」のエンドポイントを定義して、エンドポイントのリストの最後に入れておきます。 |
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