「エンドポイントの定義」での手順に引き続き、次にしたがって S/MIME 暗号化エンドポイントを定義します。
[暗号化と署名のオプション] エリアの、[次を使用してメッセージを暗号化します] と [次の証明書] を選択します。
[検索] ボタンを使用して、[証明書ストア] から特定の証明書を検索することができます。検索は、[証明書の詳細] フィールドで処理されます。 |
必要に応じて [送信者のキーを使用してメッセージに署名します] を選択して、自動メール署名を使用します。
電子メール メッセージの送信時、
[S/MIME オプション] エリアの [設定の変更はここをクリックします] をクリックして、画面の指示にしたがいます。
設定 | 説明 |
---|---|
接続解除されたフォーマット |
S/MIME 署名は、通常、署名情報と、署名されているテキストとが分離している「接続解除された」署名です。この MIME タイプは、2 番目の部分に application/(x-)pkcs7-signature の MIME サブタイプを持つ multipart/signed です。 ただし、メーリング リスト ソフトウェアでは、テキストの部分を変更して署名を無効にすることができます。 |
不明瞭なフォーマット |
S/MIME メッセージの保護されたコンテンツは、実際には、Multipurpose Internet Mail Extension (MIME) 本文の要素から構成されています。そのため、プレーン テキストのメッセージに署名を添付することができます。署名を検証せずにメッセージを読むことができるため、これは、「クリア署名付きメッセージ」と呼ばれます。 符号化署名されたメッセージは、メッセージと署名が一箇所に含まれているため、署名の検証をしないと読むことができません。 |
メッセージは RSA/PSS を使用して署名されません | RSA/PSS (Probabilistic Signature Scheme - 確率的署名方式) は、暗号署名方式のひとつで、PKCS (Public Key Cryptography Standards - パブリック キー暗号標準) の一部でもあります。この設定を有効にする前に、受信者がこのオプションをサポートしているかどうかを確認しておくことが推奨されています。 |
メッセージは RSA/OAEP を使用して暗号化されません |
RSA/OAEP (Optimal Asymmetric Encryption Padding - 最適非対称暗号化パディング) は、非対称暗号化の前にプレーン テキストを処理することで、暗号文攻撃に対するプロテクションを提供します。 |
メッセージのヘッダー保護 有効/無効 |
メッセージのヘッダー保護は、メッセージのヘッダーを、メッセージの暗号化される部分に含めるかどうかを指定します。メッセージの件名のヘッダーが暗号化されたときのための、代用の件名を指定することができます。 |
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