コンテンツ規則の作用の仕組み
- いずれの規則も真ではない場合、ルートに対するデフォルトのアクションが実行され、通常はメールが配信されます。
- 規則のいずれかが真である場合、アクションが実行され、その後規則は適用されません。
次のコンテンツ規則は、[全メール] から [社内アドレス] のルートに適用されるものとします。
- 規則のいずれかが真である場合を除き、他のルートと一致しないこのルートを通過する電子メールは許可される
- このルートを通過するウイルスを含む電子メールにより、コンテンツ規則 1、[ウイルスが検出されたメールを削除] がトリガされます。電子メールは破棄されます。
- このルートを通過する暗号化ファイルを含む電子メールにより、コンテンツ規則 2、[暗号化メールを検疫し受信者に通知] がトリガされます。電子メールはブロックされ、受信者に通知メールが送信されます。
- 規則の最後まで同じように続きます。
任意のルートに対する規則は正しい順番で構成されることが重要です。これは、脅威のレベルとマシン処理時間、リソースを考慮する際に重要となります。脅威が大きいほど、規則は規則テーブルのより上位にあるはずです。

次のコンテンツ規則は、[全メール] から [Ann Brown] のルートに適用されるものとします。
最初の規則により、規則で設定されたキーワードを検索する電子メールがスキャンされます。ただし、ウイルスが検出されると 2 番目の規則によって電子メールが削除されるので、これはあまり意味がありません。「法的免責文の追加」規則の順位もこの規則を非効率的にしています。他の規則がすべて処理された後にこの規則を追加すると、より意味のある規則になります。
この一連の規則の効率的な順序は、次のようになります。