パーソナル メッセージ 管理 (Personal Message Management - PMM) を使用すると、エンド ユーザーが自らの保留メッセージ (受信と送信の両方) を、管理者が PMM の目的で有効にした メッセージ エリア 内で管理することができます。たとえば、ユーザーが自らのスパム電子メールを管理できるように、管理者がスパム メッセージ エリアを有効にすることができます。ユーザーは PMM ポータル にアクセスし、通常の電子メールと PMM メッセージ ダイジェストを受信することができます。また、 Clearswift Gateway によって検疫されたメッセージを、個人的な管理の目的で表示することもできます。ポータルまたはメッセージ ダイジェスト内で、ユーザーは個々のメッセージを解放し、残りの (不要な) メッセージを削除できます。
管理者は、PMM を使用して、管理の目的で任意のメッセージ エリアを有効にすることができます。メッセージ エリアを有効にするときは、そのエリアに対する PMM アクセスを付与されている 1 つ以上の アドレス リスト を参照します。
多数の PMM ログ ファイル に、削除されたメッセージと開放されたメッセージの詳細が記録されます。PMM レポート に、PMM 使用状況に関する情報が表示されます。
許可リストへの記載により、信頼済み送信者を識別できます。許可リストへの掲載を実行すると、ポリシーの決定に従ってメッセージが検疫された後、任意のメッセージの送信者が受信者の許可リストに掲載されている場合は、そのメッセージが検疫から受信者宛てに自動的に解放される、という動作が発生します。システムは、ユーザーが自分自身でメッセージを PMM ダイジェストから解放した場合と同様に動作し、追跡、監査、スパム カウントなどすべてが同じ結果になります。
PMM ポータルについて
あるメッセージが到着することを予期している場合は、Personal Message Management ポータルを使用して、現在トラップされているメッセージを表示し、ダイジェスト メッセージの到着を待たずに直ちにメッセージを解放することができます。ポータルの詳細については、「ポータルのヒント」を参照してください。
メッセージ ダイジェストについて
Clearswift Gateway は、PMM が有効になったメッセージ エリア内で保留されたメッセージを所有しているユーザー宛に、スケジュール設定に従ってメッセージ ダイジェスト電子メールを送信します。メッセージ ダイジェストは、内部アドレスのみを対象として作成されます。ユーザーは、自分の PMM エリアにある以下のメッセージの詳細を示すダイジェスト メッセージを受信します。
- ユーザーが受信者である、ホスト ドメイン 宛の受信メッセージ
- ユーザーが受信者である、ホスト ドメイン送信者からの内部メッセージ
- ユーザーが送信者である、ホスト ドメインからの送信メッセージ
ダイジェストのサンプルを表示するには:
- システム センター ホーム ページで、[PMM の設定] をクリックします。
- ホーム ページで [ダイジェスト メッセージ] をクリックして [ダイジェスト メッセージ] ページを表示します。
- タスク パネル の PMM メッセージ ダイジェストの表示をクリックします。別のブラウザ ウィンドウが開き、ユーザーの [受信トレイ] から開いた場合に表示される例のダイジェストを表示します。ユーザーは、個々 のメッセージを配信するかメッセージ領域のすべての彼らの残りのメッセージを削除するボタンをクリックします。
ダイジェスト形式、PMM ダイジェスト配信サービスの側面を構成することができますを含みます。
- ダイジェスト電子メールの外観:件名を定義し、コーポレイト ロゴや紹介用のテキストを追加することができます。
- メッセージ ダイジェスト電子メールを送信する時刻と頻度。
- 直前のダイジェストより後に、保留された追加のメッセージを所有しているユーザーのみに対して、"一部のダイジェスト" を送信するスケジュールの設定。
ピア Gateway
インストールでピア
サポート対象言語
管理者は、配信されるメッセージ ダイジェストを表記するために、以下の言語のいずれかを選択できます。英語、日本語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、簡体字中国語、繁体字中国語ただし、ダイジェスト電子メールの件名と、ダイジェストの上部で管理者が指定した開始テキスト ブロックは、常に管理者が入力したとおりに表示されます。英語、日本語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、簡体字中国語、繁体字中国語ただし、ダイジェスト電子メールの件名と、ダイジェストの上部で管理者が指定した開始テキスト ブロックは、常に管理者が入力したとおりに表示されます。複数言語混在環境では、この機能を使用して、すべてのユーザーに適した情報を提供することができます。
PMM の設定
以下のオプションから選択します。