このアップグレードで、さまざまなセキュリティー上の問題に対処するためのいくつかの新機能を追加しています。これらの新機能を利用し確実に保護するために、できるだけ早くアップグレードすることを強くお勧めします。
セキュリティ技術導入ガイド (STIG) には、悪意のあるコンピューターの攻撃に対して脆弱となりうるコンピューターシステムを 「ロックダウン」するための技術ガイダンスが含まれています。これらは情報保証支援環境 (Information Assurance Support Environment : IASE) を通じて、米国の国防情報システム局(DISA) が管理しています。Clearswift
さらに、オープンソースの OpenSCAP フレームワークと関連するポリシーを通じて、他のセキュリティガイドを利用できます。
インストールまたはアップグレード後、STIG 準拠のためのシステム評価を手動で生成する場合は、Clearswift のテクニカルサポートに連絡する必要があります。
Clearswift
この改善の一環として、Clearswift
メッセージ転送エージェント (MTA) のプロバイダーが Sendmail から Postfix に変更されたため、ログの形式も変更されています。ログをサードパーティ製の syslog ツールにエクスポートする場合、Clearswift はサンドボックス(sandbox)環境にこのリリースをインストールすることをお勧めします。ログの形式を確認し、アップグレードする前に syslog 環境を更新してください。 |
このリリースには他にも以下のような多数の新機能があります。
これらの新機能と、その使用方法の詳細については、オンライン ヘルプの
このリリースには次のような多数の変更が盛り込まれています。
Server Console の変更と STIG への準拠
Server Console を使用して、同期された Network Time Protocol を操作する NTP サーバーを最大20台まで追加できるようになりました。詳細については、「システム時刻の設定」を参照してください。
クローズド環境では望ましくない上、ファイアウォールで過剰なログを発生させる可能性があります。Server Console には、Red Hat NTP プールサーバーが表示されるようになり、個別に無効にすることができます。または、NTP を完全に無効にすることもできます。 |
ログレベル
『Clearswift |
旧バージョンの
バックアップと復元に関する詳細な手順は、『Clearswift
インストールに関する詳細な手順は、『 インストールおよび入門ガイド』に記載されています。
SSH セッションを開き、Clearswift Server Console にアクセスします。cs-admin アクセス資格情報を使用してログインします。
オンラインモードとオフラインモード オフラインモード は、インストールがインターネットから切断された閉じた環境で動作するように設計されています。特殊なシステムの要件がある場合を除き、オンラインモードで オフライン アップグレードを実行するには、適切なメディア (DVD/USB) にマウントされた最新リリースの ISO コピーが必要です。この手順を完了するために、さらにガイダンスが必要な場合には、Clearswift テクニカル サポートにお問い合わせください。 |
オンラインリポジトリが有効になっている場合、更新は夜間に(自動的に)ダウンロードされます。すぐに適用することができます。最新のセキュリティ修正が発行されたと思われる場合は、[ Check for New Updates ] ボタンを使用することもできます。
ソフトウェア更新プログラムを適用するには:
[ Yes ] をクリックして、更新ファイルの適用を確認します。
ダウンロードされたすべての更新がインストールされます。この処理には数分かかることがあります。進行状況ログが表示されます。
アップグレードのプロセスの最後に、システムを再起動するか、ログアウトするように求めるメッセージが表示されます。画面の指示に従ってください。
どちらの場合も、
このアップデートでは、バージョン
コンテンツエンジンを改善するための拡張:
eml 形式のマルウェアを含む PDF は、カスペルスキーアンチウイルススキャナでは正しく検出されませんでした。この問題は、コンテンツエンジンの改善によって解決されました。
SFTP 設定のテストを行わずに最初のスケジュール設定が実行された場合、トランザクションログのエクスポートが失敗していました。手動でのエクスポートも失敗し、その後の FTP 設定のテストも失敗していました。この問題は、
このリリースでは、エクスポートプロセスおよびテストが更新され、スケジュールログが正しくエクスポートできるようになりました。
お客様独自の UI 証明書をアップグレードすると、次のエラーが発生しました。「エイリアス "tomcat" の証明書は、キーストアに既に存在します。」しかし、この問題は
そこで、次のようにメッセージが変更さえられました。「キーストアに更新された証明書をインポートできませんでした。ユーザーがパスワードを変更し、独自の証明書を使用している場合は無視します。」
ウイルス対策スキャナーページの Kaserpsky ウイルス対策カウンターは、検出されたウイルスの数を正確に反映していませんでした。標準のKSNテストまたはヒューリスティックデータでテストした場合、カウンターの増分が表示されませんでした。
この問題はこのリリースで解決されました。
Server Console 使用してプロキシサーバーを設定した場合に、([ Configure System ] > [ Configure External Servers] > [ Proxy Server ])、アンダースコア文字が許可されませんでした。「specified user is invalid or empty (指定されたユーザーが無効または空です)」というエラーメッセージが表示されました。
この問題は解決され、アンダースコア文字がサポートされるようになりました。
icloudhosting 社のサービス を使用して、クラウドベースの環境に
以前は、eth0 からセカンダリー IP アドレスを削除できませんでした。変更を適用しても、削除されたアドレスが引き続き表示されていました。
この問題はこのリリースで解決されました。
IP アドレスがユーザーインターフェースアクセス制御に追加された場合、そのピアの IP アドレスも追加されていない限り、別のピアからポリシーが適用できませんでした。このリリースには、この問題を効果的に解決する重要な更新プログラムが含まれており、ピア間でポリシーを効果的に共有できるようになりました。
以前は
このリリースで、複数の NTP サーバーのサポートが追加されました。Server Console を使用して、最大20台の NTP サーバーを追加できるようになりました。詳細については、「システム時刻の設定」を参照してください。
デフォルトの Red Hat サーバーが NTP によって使用され、サーバー名を認識できないためにファイアウォール内でブロックメッセージが発生しました。
これらの Red Hat サーバー (0.rhel.pool.ntp.org、1.rhel.pool.ntp.org、2.rhel.pool.ntp.org、3.rhel.pool.ntp.org) を表示および無効にできるようになり、必要に応じてカスタム NTP サーバーに置き換えることができるようになりました。詳細については、「システム時刻の設定」を参照してください。
既知の問題とこのリリースにおいての制限事項については、
次の製品取り扱い終了情報にご注意ください。
詳細については、「製品取り扱いの終了のお知らせ」をご覧ください。
製品の更新およびその他の製品に関する連絡先または情報の詳細については、弊社 Web サイトをご覧ください。
修正番号 1.0、 2017 年 11 月
Clearswift Ltd. 発行
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