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システムのバックアップとリストアは、障害復旧の手段としてのみ使用します。
システムを設定済みのGateway に復元しないでください。
システムの復元は、他の目的で (たとえば、ピア グループを作成するときのGateways のクローンを作成する手段として) は使用しないでください。設定のバックアップとリストアは設定のアーカイブの手段として使用します。
Clearswift Gateway では、FTP サーバーからシステム設定のバックアップとリストアを実行できます。システム障害が発生した場合、新たにインストールしたGateway にバックアップを復元すればデータの損失を最小限に抑えることができます。
バックアップを復元するには、Gateway のバックアップ ファイルを保管する FTP サーバーに対するフル アクセス権が必要です。
バックアップとリストアができるシステム領域
次のシステム領域でバックアップとリストアができます。
ポリシー センターで定義されているコンテンツ セキュリティ ポリシー、システム センターで選択されている設定オプション、 およびレポート センターで作成されたカスタム レポート。
バックアップされていないシステム領域は復元できません。
前のバージョンの Gateway (4.0 よりも前のバージョン) からバックアップを復元する場合は、以前に使用した設定を適用できないことがあります。これらの設定は個別にバックアップして復元する必要があります。
システムの復元の影響を受ける Gateway の設定
復元操作を実行したら、Gateway は最後のバックアップ時に設定されていた状態で完全に機能を回復します。
システム設定の新しいエリア、たとえば、テキスト検索式やコンテンツ規則などのバックアップに存在しないエリアは、復元処理中には削除されません。
システムをバックアップから復元するには
FTP サーバーの詳細を入力します。
FTP の設定を変更した場合は、変更を保存するときにパスワードを再び入力する必要があります。[接続] をクリックします。Gateway が FTP サーバーに接続します。
ダイアログにGateway のホスト名、ソフトウェア バージョン、システム バックアップが最後に行われた日時が表示されます。バックアップがGateways のピア グループに対して行われたものである場合、各Gateway の詳細が表示されます。
[ 閉じる ] をクリックします。[システム復元ステータス] ページが表示され、復元操作の進行状況が示されます。操作が完了すると、[ようこそ] ページが表示され、Gateway が再起動します。
[システム復元ステータス] ページの [転送済み] 列に表示されるサイズは、FTP サーバーに格納されているフォルダのサイズと異なる場合があります。この理由は、FTP サーバー上のファイルは圧縮されていますが、転送されたファイルは圧縮されていないためです。
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