ICAP ウイルス応答ヘッダー

Gateway では、ICAP ウイルス応答ヘッダー (X-Virus-IDX-Infection-FoundX-Violations-Found) がサポートされています。

Gateway でこれらを設定する必要はありませんが、ヘッダーを使用するためにユーザーのプロキシを設定しなければならない場合もあります。

注記:

  3 つのヘッダーとも、ウイルス、または、ポリシー違反が検出された場合に返されます。
ヘッダー名 説明
X-Virus-ID 見つかった脅威に関する短い説明です。複数の脅威が見つかった場合、最初の脅威のみが返されます。

X-Virus-ID: EICAR Test String

 

X-Virus-ID: Encrypted Archive

X-Infection-Found

見つかった脅威に関する説明です。複数の脅威が見つかった場合、最初の脅威のみが返されます。

セミコロン (;) で区切られた 3 つのパラメーターから構成されています。

  • タイプ:
    • 0 - ウイルスが見つかりました
    • 1 - ポリシー違反が見つかりました
  • 対処と解決:
    • 1 - 疑わしいコンテンツは修復されました
    • 2 - 疑わしいコンテンツはブロックされました
  • 脅威: 脅威の名前です

X-Infection-Found: Type=0; Resolution=0; Threat=EICAR Test String;

 

X-Infection-Found:  Type=1; Resolution=0; Threat=Encrypted Archive;

X-Violations-Found

見つかった違反に関する詳細な説明です。1 つのファイルに複数の脅威が見つかった場合、最初の脅威のみが返されます。スキャンされたファイルがアーカイブの場合、アーカイブに含まれているファイルのスキャン結果が表示されます。

1 行目は、見つかった違反の数です。残りの行は、違反ごとの追加情報 (4 つ)です。

  • ファイルの名前
  • 脅威の名前
  • 問題の ID (現在、すべての脅威に対して 0 が返されます)
  • 対処と解決の ID:
    • 0 - ファイルは修復されませんでした
    • 1 - ファイルは修復されました

X-Violations-Found: 2

test.zip

EICAR Test String

0

0

\eicar.txt

EICAR Test String

0

0


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