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テキスト データのインポート

[テキスト データのインポート] ページを使用して、Gateway の検索式で特定のエントリを検出するためのテキスト データをインポートします。たとえば、特定のアカウント番号、リストされた用語、またはフレーズ (テキスト データ) などを検索するためのセキュリティ ポリシーを設定します。

ffcreate ユーティリティを使用して、アップロード サーバーやファイルをホストするサイトにデータ ファイルを作成し、テキスト データを準備します。その後、[テキスト データのインポート] ページから Gateway にアップロードします。

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• [テキスト データのインポート] ページ

  このページを使用して、Gateway にデータをインポートする方法と、そのタイミングとを設定します。このページには、3 つのセクションがあります。

  • インポート スケジュール - データのインポートの、自動スケジュールを作成します。
  • サーバー設定 - アップロード サーバーの詳細を設定します。
  • ファイルのインポート - 入力ファイルを検索するためのパスを選択します。
• テキスト データ

  テキスト データは [データ セット] (.leq) に保存されています。テキスト検索式修飾子は、このデータを参照します。各修飾子は、[データ セット] と、データ セット内の適切な列を識別するための [キー] を検索します。

  Gateway にインポートする前に、データを、タブ区切りファイルから [データ セット] に変換しておかなければなりません。セキュリティ ポリシーは、データが完全一致した場合のみトリガーされます。

• ffcreate ユーティリティ

  ffcreate ユーティリティを使用して、タブ区切りファイルを、Gateway との互換性のある [データ セット] に変換します。[データ セット] は、[キー] フィールドを使用して、ソース内の必要な情報を参照します。ユーティリティは、コマンド ラインから実行しなければなりません。Clearswift のサポート サイトから、このユーティリティをダウンロードすることができます。

  Windows 環境で ffcreate ユーティリティを実行するには、次のパッケージをインストールする必要があります。 https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=40784

操作方法...

• ffcreate ユーティリティをダウンロードしますか?

  1. Clearswift のサポート ポータル から ffcreate480.zip をダウンロードして、適切な場所に保存します。

     古いバージョンの Gateway を使用している場合、サポート ポータルから ffcreate.zip をダウンロードします。

  2. zip ファイルを解凍して、ffcreate ディレクトリを保存します。

     ffcreate ディレクトリの内容を、フォルダーから削除してはいけません。

• データを準備しますか?

  入力ファイルは、次を満たしていなればなりません。

  • タブ区切りの、フラット ファイルであること
  • UTF-8 でエンコードされていること
  • 列のヘッダーが含まれていないこと
  • エントリが行ごとに入力されていること
  • ヘッダー プロパティが含まれていないこと

  • CRLF (Windows) で改行されていること

• 入力ファイルをデータ セット (.leq)に変換しますか?

  1. 入力するデータを、タブ区切りファイルとして準備しておきます。
  2. このファイルを、適切なディレクトリに保存します。

  3. このディレクトリで、ffcreate コマンド ラインを実行します。次のコマンド ラインを使用して、[キー フィールド] と、出力ファイルの構造とを設定します。

     ffcreate -k <key_name の参照の対象です。各キーは a ～ z、A ～ Z、0 ～ 9 の半角英数字で、スキーマの一意の参照に一致していなければなりません。> -s <schemareference,type;reference,type... index of the columns available in your input file.タイプは ‘シンプル’、’シンプルNC’、’CCNUMBER’ でなければなりません。Linux を使用している場合、スキーマを引用符 (") で囲みます。> -i <input_fileソース データが含まれているファイルの名前です。> -o <output_file出力ファイル (.leq) の名前です。>

     入力ファイルの拡張子を含める必要があります。また、出力ファイルには、Gateway がアクセスできるように、拡張子 .leq を付けなければなりません。 キーの名前は、a ～ z、A ～ Z、0 ～ 9 の半角英数字でなければなりません。

     スキーマは、セミコロンで区切られた “name,type” の組み合わせです。“Name” はフィールドの名前、“Type” は次のいずれかになります。

     • シンプル - すべてのフィールド (大文字と小文字を区別する)

     • シンプルNC - すべてのフィールド (大文字と小文字を区別しない)

     • CCNUMBER - クレジットカード番号

     例: 顧客のアカウントの詳細

     次の Client_Info.txt ファイルには、列をタブで区切ったデータが含まれています。

     名、姓、電話番号、電子メール アドレス、クレジット カード番号、支払番号

     

     • ffcreate ユーティリティを実行して、[データ セット] と [キー] フィールドを作成します。

       ffcreate -k FirstName -k SecondName -k CCNum -s FirstName,SimpleNC;SecondName,SimpleNC;ContactNum,Simple;Email,Simple;CCNum,CCNUMBER;PaymentNumber,CCNUMBER -i client_info.txt -o ClientInfo.leq

     これにより、入力ファイルのデータが [キー フィールド] に反映された、[データ セット] (ClientInfo.leq) が作成されます。

     データ セット	キー	対応する列
     ClientInfo	FirstName	名
     ClientInfo	SecondName	姓
     ClientInfo	CCNum	クレジット カード番号

     各 [キー] は、スキーマの一意の参照に一致していなければなりません。同じ名前のキーやスキーマの参照を作成することはできません。

  4. [データ セット] をインポートします。データのインポートは、スケジュールに基づいて自動で行うことも、[今すぐデータ セットを取得] でただちに行うこともできます。

  5. Client_info.txt ファイルはいつでも更新できますが、次の場合には、ffcreate ユーティリティを使用して [データ セット] の再設定と再インポートを行わなければなりません。

     • ファイル名が変更された場合
     • ファイルの内容が変更された場合 (行の追加など)
     • 列の順序が変更された場合
• アップロード サーバーを設定しますか?

  1. [システム] > [Gateway の設定] > [テキスト データのインポート] を選択します。

  2. [サーバー設定] セクションの [設定の変更はここをクリックします] をクリックします。
  3. サーバーの設定を入力します。

     設定	説明
     サーバーのタイプ	接続のタイプはHTTPS、FTPS、SFTP です。
     アドレス	アップロード サーバーの IP アドレスかホスト名、または、ホストしているサイトのドメイン名です。
     ポート	Gateway をアップロード サーバーに接続しているポートです。
     認証を使用する	サーバーに認証が必要かどうかを指定します。FTPS サーバーで匿名認証を使用している場合、このチェック ボックスを選択しないでおきます。
     ユーザー名	認証のユーザー名です。
     パスワード	認証のパスワードです。

     [信頼できない証明書を使用する] を選択して、ファイルをホストするサイトの事故証明書が自動的にインポートされるようにします。このチェック ボックスを選択しなかった場合、信頼できない証明書のインポートは、コンソールからしか行うしかありません。

  4. [ファイルのインポート] セクションで、[データ セット] の [ファイル パス] を追加します。 [新規] をクリックして、パスを入力します。[OK] をクリックします。

     [ファイル パス] には、ファイルのディレクトリと名前を、スラッシュ (/) で区切って含めなければなりません。例: /cust_data/cc_numbers.leq

  5. [保存] をクリックします。

     [タスク] パネルの [サーバー設定のテスト] を使用して、サーバーのステータスを確認することができます。

• セキュア サーバーからのインポートを許可するセキュリティ証明書をインポートしますか?

  セキュリティ証明書 (cert.mycompany.org) をインポートする場合、次のコマンドを使用します。

  keytool -import -noprompt -trustcacerts -alias cert.mycompany.org -file cert.mycompany.org -keystore /usr/lib/jvm/java-1.7.0-openjdk-1.7.0.65.x86_64/jre/lib/security/cacerts -storepass changeit 

• 今すぐテキスト データをインポートしますか?

  次の理由により、この作業は Gateway の使用状況がもっとも少ない時間帯に行うことが推奨されています。 サイズの大きな [データ セット] をアップロード サーバーからインポートすると 、Gateway のパフォーマンスに影響するため テキスト データのインポートにより、 Gateway エンジンが再起動されるため

  1. [システム] > [Gateway の設定] > [テキスト データのインポート] を選択します。
  2. [タスク] パネルの [今すぐデータ セットを取得] をクリックします。
  3. [継続] をクリックします。
• スケジュールのインポートを作成または編集しますか?

  次の理由により、この作業は Gateway の使用状況がもっとも少ない時間帯に行うことが推奨されています。 サイズの大きな [データ セット] をアップロード サーバーからインポートすると Gateway のパフォーマンスに影響するため テキスト データのインポートにより Gateway エンジンが再起動されるため

  1. [システム] > [Gateway の設定] > [テキスト データのインポート] を選択します。

  2. [インポート スケジュール] セクションの [設定の変更はここをクリックします] をクリックします。
  3. [テキスト データのインポートの有効化] を選択します。
  4. 時間帯のグリッドを使用して、スケジュールを設定します。1 日あたり 1 回のインポートを設定することができます。
     例:

     平日 (月 ～ 金) の 02:00 にテキスト データをインポート

     

  5. [保存] をクリックします。
• インポートに成功したことを確認しますか?

  インポートの結果 (成功または失敗) は、Infrastructure ログに記録されます。詳細については、「Clearswift Gateway ログ」を参照してください。

• 結合された Gateway でテキスト データを使用しますか?

  テキスト データとテキスト検索式修飾子は、連動しあう Gateway 間で共有することができます。[システム センター] の [インポート スケジュール]、[サーバー設定]、[ファイル パス] などは、それぞれのピア タイプで設定しなければなりません。たとえば、ピア グループに Web Gateway と Email Gateway がある場合、両方の Gateway の [システム センター] で [テキスト データのインポート] を設定する必要があります。

• データ セットを削除しますか?

  [データ セット] の削除の際は、そのデータ セットが設定済みのセキュリティ ポリシーに使用されていないことを必ず確認するようにします。テキスト検索式リストによって現在使用されている修飾子を削除することはできません。

  1. [テキスト データのインポート] ページの [ファイルのインポート] セクションから、[データ セット] の場所の参照を削除します。
  2. テキスト検索式リストで、修飾子を使用している検索式を確認します。
  3. 該当の [データ セット] を使用するすべてのテキスト検索式修飾子を削除します。[ポリシー] > [テキスト検索式] > [テキスト検索式修飾子] を選択します。
  4. 設定を適用します。

  5. SSH を使用して Gateway にログインします。rm コマンドを使用して、データ セットとサマリー ファイルを、それぞれが保存されている場所から削除します。

     /var/cs-gateway/lexical_data_import/data_file.leq

     /var/cs-gateway/lexical_data_import/summary.xml

  Gateway からアクティブな [データ セット] を削除すると、ポリシーは、そのデータを使用するコンテンツ規則を無視します。

参照項目...

• テキスト検索式修飾子
• テキスト検索式

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