カスタム メディア タイプのシグネチャ
カスタム メディア タイプ を使用すると、メディア タイプ ファイルの先頭または末尾で識別できる 16 進数のシグネチャ、およびファイルの先頭または末尾からのオフセット (バイト単位) を定義できます。
新しいシグネチャを追加する場合:
- ファイルの末尾から検索する場合、シグネチャ パターンの長さはオフセット + 1 以下でなければなりません。
- シグネチャ パターンは、0 ~ 255 の範囲の有効な 16 進値のみを含む必要があります。
- シグネチャ パターンの各バイトは、スペースで区切る必要があります。
- 検索を開始するオフセットの値は、0 ~ 2147483647 の範囲でなければなりません。オフセット 0 は、ファイルの先頭または末尾から検索します。
16 進エディタを使用して、ファイル内の特定のシグネチャを識別できます。詳細については、サポート技術情報の記事(
例
以下の例は、ファイルの先頭と末尾にある次の 16 進値文字列に基づいています。
84 2A 4B 3D 22............20 56 68 00 00 2A 17 4A 65
例 1
ファイルの末尾から 1 バイトの値 4A を識別するには:
- [シグネチャ パターン] フィールドに「4A」と入力します。
- [範囲開始] フィールドで、[ファイルの終わり] を選択します。
- [オフセット] フィールドに「1」と入力します。
例 2
ファイルの末尾から 9 バイトの値 20 56 68 00 00 2A 17 4A 65 を識別するには:
- [シグネチャ パターン] フィールドに「20 56 68 00 00 2A 17 4A 65」と入力します。
- [範囲開始] フィールドで、[ファイルの終わり] を選択します。
- [オフセット] フィールドに「9」と入力します。
例 3
ファイルの先頭から値 84 2A 4B 3D 22 を識別するには:
- [シグネチャ パターン] フィールドに「84 2A 4B 3D 22」と入力します。
- [範囲開始] フィールドで、[ファイルの先頭] を選択します。
- [オフセット] フィールドに「0」と入力します。
例 4
ファイルの先頭から 2 バイトの値 4B 3D 22 を識別するには:
- [シグネチャ パターン] フィールドに「4B 3D 22」と入力します。
- [範囲開始] フィールドで、[ファイルの先頭] を選択します。
- [オフセット] フィールドに「2」と入力します。
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できるだけ長いシグネチャを定義することをお勧めします。1 バイトのシーケンスは推奨されません。 |