ドキュメント プロパティ

ドキュメント プロパティとは、ドキュメントに関する情報を含んだメタデータの文字列のことです。Author (作成者)、Title (タイトル)、Created Date (作成日) などがこれに該当します。[ポリシー] > [テキスト検索式] > [ドキュメント プロパティ] タブを使用して、特定のドキュメント プロパティと、一意の値とを照合する検索式を設定することができます。

たとえば、メタデータに、次のドキュメント プロパティが含まれている Microsoft Word 文書を検出します。

Author (作成者 - これが、プロパティです) : Sales Director (セールス ディレクター - これが、値です)

標準のドキュメント プロパティ名

Gateway は、標準のプロパティ名を使用して、さまざまなアプリケーションの内部形式の名前を記述します。アプリケーションによって、ドキュメントの Author (作成者) は、異なる形式で記述されます。

この例のような場合でも、それぞれの内部形式に別々のドキュメント プロパティを設定するのではなく、すべてに対してドキュメント プロパティ Author を使用することができます。

 

サポートされているファイル形式

ドキュメント プロパティによる検出は、.docx、.xslx、.pptx、.pdf、.jpeg、LibreOffice 形式のファイルに適用することができます。

  Gateway でのプロパティ名と、よく使用されている EXIF ビューアーでの名前とが、必ず一致するとは限りません。

カスタムのドキュメント プロパティ名

カスタム のドキュメント プロパティを追加することもできます。これは、検出したいデータが、Gateway の標準のドキュメント プロパティ リストにはない場合に有用です。

操作方法...

 

ドキュメント プロパティの修飾子

[プロパティの分析] コンテンツ規則では、修飾子 (!) を使用して次のいずれかを検出することができます。

  • すべてのドキュメント プロパティ - [プロパティ] フィールドで、! を 1 つだけ使用します。
  • 選択したドキュメント プロパティ以外のすべて - [プロパティ] フィールドで、!PropertyName を使用します。
  値での文字列の一致

Gateway は、特定の値を検索する際に「厳密な文字列照合」を行います。たとえば、値 42 は、42 と -42 と一致しますが、142、42b、420 などとは一致しません。

確実に照合するには、完全な値を入力しなければなりません。ワイルドカード、または、正規表現を値として使用することはできません。

ブール値

ドキュメント プロパティの Yes または No が必要な場合、それぞれに対して truefalse を使用します。

日付

日付の形式を厳密に照合することはできません。ドキュメント プロパティの検索式の作成では、値に日付を使用しないことが推奨されています。