疑わしい URL リストの作成

疑わしい URL リスト は、既知の脅威になる可能性のある URL をまとめたものです。疑わしい URL リストの [規則] オプションの組み合わせを編集して、これらの URL が Gateway でどのように作用するのかを指定します。

作成したリストは、コンテンツ規則 の [検索対象] パネルの [URL とハイパーリンク] で、疑わしい URL の検出や削除を設定するのに使用します。

情報...

• 疑わしい URL リストの規則

  疑わしい URL リストの [規則] オプションは、自由に組み合わせることができます。

  • ホスト名ではなく IP アドレスを含む​ URL - 例: http://192.168.1/default.html

  • ホスト名にエンコードされた文字を含む​ URL - ホスト名の部分に、パーセント エンコードされた文字が含まれている URL です。　 例: http://www.%63%6c%65%61%72%73%77%69%66%74.com

  • 認証の詳細を含む​ URL - 例: ftp://username:password@address
  • セキュアであると主張しているがセキュアではない​ URL - 実際はセキュリティで保護されていない HTTP プロトコルを使用しているにもかかわらず、HTTPS プロトコルを使用しているように見せかける URL です。　 例: http://https-securewebsite.org
  • 非標準ポート番号への​ URL - 指定された URL のプロトコルの標準ではないポート番号です。　 例: http://www.clearswift.com:443 (この URL は、HTTP での標準のポート 80 ではなく、通常 HTTPS で使用されるポート 443 での接続を試行しています。)
  • ローカルファイルへの URL - 例: file://... がプレフィックスとなっている URL
  • 他の​ URL を含む URL (場合によっては他の URL にリダイレクトされる可能性がある URL) - 別の URL が含まれていると思われる URL です。これらの URL は、リダイレクトを使用して、実際のリンク先がユーザーに分からないようにしてある可能性があります。　 例: http://saferedirectservice.com/?target=http%3a%2f%2fwww.malicioussite.net

操作方法...

• 疑わしい URL リストの作成

  1. [ポリシー センター ホーム] ページの [URL] を選択します。[URL リストの管理] ページが表示されます。

  2. [URL] リストの  [新規] をクリックします。[URL リスト タイプの選択] ダイアログが表示されます。

     [実行可能な操作] パネルの [URL リストの新規作成] から作成することもできます。

  3. [疑わしい URL リスト] を選択して、[作成] をクリックします。

  4. [概要] パネルで、カスタム URL リストの [名前] 指定します。任意で [注記] を入力します。

• URL リストに新しい URL を追加

  疑わしい URL リストに、URL を追加することはできません。このリストは、Gateway によって動的に管理されています。ただし、疑わしい URL リストの [規則] オプションの組み合わせを編集して、疑わしい URL がセキュリティ ポリシーにどのように作用するのかを調整することは可能です。

• 疑わしい URL リストの [規則] オプションの編集

  疑わしい URL リストの [規則] オプションの組み合わせを編集して、疑わしい URL がセキュリティ ポリシーにどのように作用するのかを調整します。各リストの編集ページの [規則] パネルで、必要なオプションを選択します。または、[すべての規則] オプションを選択して、すべての規則をデフォルトで適用します。

  [保存] をクリックします。

コンテンツ セキュリティ ポリシーの変更が完了したら、設定を適用 して変更を有効にしなければなりません。 複数の Gateway をグループとして構成してある場合、グループへの変更はそれぞれの Gateway に対して適用しなければなりません。