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メッセージ処理制限の設定

Clearswift Gateway では、処理の量に制限を設定することができます。次の アイテムを設定することができます。

• 最大再帰レベル

  処理の際、Clearswift Gateway は複雑なデータ フォーマットを構成要素に分解して、隠れた脅威を検索します。アーカイブ、エンコードされたファイル、圧縮ファイルなどの分解された構成要素に、さらに分解が必要なこともあります。それぞれの構成要素が「生データ」(例: テキスト ファイル、ビットマップ、バイナリ ファイル、アプリケーション実行可能ファイル) として認識されるようになれば、再帰的分解は完了です。

  [最大再帰レベル] は、 Clearswift Gateway が、複雑なデータ フォーマットに対して適用する分解のレベル数を指定します。この制限値を超えると、Clearswift Gateway は処理を中止します。デフォルトは 50 です。

  この値は、デフォルトのままにしておくことが推奨されています。

• 子ノードの制限

  コンテナ内の、処理可能な直下の子ノードの最大数です。

処理制限の設定方法

1. [システム センターホーム] ページの [システムの設定] をクリックします。[システムの設定] ページが表示されます。

2. [ポリシー エンジンの設定] をクリックします。

   [ポリシー エンジンの設定] ページが表示されます。

3. [詳細設定] パネルの [設定の変更はここをクリックします] をクリックします。
4. 必要に応じて、詳細 を変更します。

• 最大再帰レベル
• 子ノードの制限 - コンテナ内で処理される、直下の子ノードの数を指定します。この値の範囲は 100,000 ～ 2,147,483,647 で、デフォルトは 1,000,000 です。

• OCR での画像の最大サイズと最小サイズ (ピクセル) - Gateway で処理する画像の最小サイズと最大サイズを指定して、抽出された文字をスキャンします。

  画像の高さと幅の、どちらかの値が 最小値 より小さい場合、スキャンは適用されません。画像の高さと幅の、どちらかの値が 最大値 より大きい場合も、スキャンは適用されません。

  OCR での画像の最小サイズ のデフォルトは 200 (200 x 200 ピクセル) です。機密情報が含まれている可能性のある画像の、適切かつ現実的な値を最小値として指定します。16 未満の値を指定することはできません。OCR での画像の最大サイズ のデフォルトは 8400 です。

  処理する画像の数が多くなると、この値によりメッセージの処理速度が低下することがあります。

• OCR での有効な言語 - OCR で使用する言語を指定します。Gateway では、さまざまな言語による検出機能がサポートされています。言語を直接入力して指定することも、ドロップダウン リストから言語を選択することも可能です。

  OCR は、複数の言語に適用することができます。最初にインストールまたはアップグレードした際は、日本語が有効に設定されています。テキスト スキャンの処理の速度と精度を保つためにも、使用する言語の数はなるべく少なく設定しておくことが推奨されています。

5. [保存] をクリックします。
6. 設定を適用します。

参照項目...

• 新しい設定の適用

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