PMM モードについて

Personal Message Management (PMM) システムの動作モードを設定することができます。次の動作モードが使用可能です。

オフ - ポータルを含む PMM システムは現在無効になっています。システムでは、ユーザーが信頼済み送信者を管理するためのダイジェストの生成や PMM ポータルの提供は行われません。
ダイジェスト専用 - [ダイジェスト専用] モードでは、PMM システムでユーザーがメッセージを解放および削除するためのダイジェストが生成されますが、ユーザーは信頼済み送信者を管理できません。
ライト - [ライト] モードでは、ユーザーは保留メッセージのリアルタイムリストの表示、他のメールボックスの表示、信頼済み送信者の管理を実行できます。PMM システムでユーザーがメッセージを解放および削除するためのダイジェストが生成されますが、ユーザーは信頼済み送信者を管理できません。
フル - [フル] モードでは、ユーザーは保留メッセージのリアルタイムリストの表示、他のメールボックスの表示、信頼済み送信者の管理を実行できます。

PMM をフルモードで使用するには、ライセンスが必要です。ライセンスがない場合でも、PMM を引き続きダイジェスト専用モード、またはライトモードで使用することができます。

モードを設定するときに、次の表で示すように選択したモードに応じて、設定する必要のある設定項目に関するヒントが表示されます。

モード	ダイジェストの作成が有効になっているピア	ポータルとして有効になっているピア	Active Directory / ドメインメンバー
オフ	いいえ	いいえ	いいえ
ダイジェスト専用	はい	いいえ	いいえ
ライト	はい	はい	いいえ
完全	はい	はい	はい

設定の詳細については、以下の説明を参照してください。

ダイジェストを生成せずにフルモードを選択することができます。警告メッセージが表示されますが、ポータルは機能します。
PMM ポータルをフルモードで使用するには、アップストリームファイアウォールで設定されている規則を更新して、デフォルトのGateway インターフェイスに加えて、PMM ポータルインターフェイスからの ICMP、TCP、および UDP トラフィックを許可する必要があります。