ナビ付きでトピックを開く

TLS プライベート キーと証明書署名要求 (CSR) の作成

署名付き証明書を取得するプロセスを開始する前に、プライベートキーを作成してから Email Gateway のコンソールから証明書署名要求 （CSR）を作成しておきます。

1. SSH を使用して Email Gateway に接続する
   表示

   1. SSH (セキュア シェル) を使用したコンピュータから Email Gateway へのネットワーク アクセスを有効にします。
   2. コンピュータから、PuTTY for Windows などの SSH ユーティリティを使用して Email Gateway に接続します。
   3. login as プロンプトで、cs-admin と入力します。
   4. password プロンプトで、Email Gateway のセットアップ中に作成した cs-admin のパスワードを入力します。

      cs-admin のデフォルト パスワードは password です。

   5. Clearswift Server Console メニューで [ Open Terminal Session ] を選択し、[ OK ] をクリックします。
   6. Password プロンプトで cs-admin のパスワードを入力します。
   7. $ プロンプトで、次のコマンドを入力します。

      sudo su -

      Password プロンプトで cs-admin のパスワードを再度入力すると、root 権限でコマンドを入力できるようになります。

2. TLS プライベート キーを作成する
   表示

   次に、Email Gateway の OpenSSL ユーティリティを使用して TLS プライベート キーを作成します。

   • # プロンプトで、次のコマンドを入力します。

     openssl genrsa -out emailgateway.key 4096 -sha256

   このコマンドは RSA 4096 ビット プライベート キーを作成して、PEM フォーマットのファイル PEM（Privacy-Enhanced Mail）emailgateway.key に格納します。

   プライベート キー ファイルは安全な場所に保管して保護する必要があります。 サーバー管理者のみがプライベート キー ファイルへアクセスできるように、サーバーへのアクセスを制限するようお勧めします。

3. TLS 証明書署名要求 (CSR) を作成する
   表示

   次に、Email Gateway の OpenSSL ユーティリティを使用して証明書署名要求（CSR）を作成します。

   • # プロンプトで、次のコマンドを入力します。

     openssl req -new -key emailgateway.key -out emailgateway.csr

   このコマンドはデジタル証明書の次の X.509 属性についてプロンプトを表示します。

   

   このコマンドは証明書署名要求を作成して PEM フォーマット ファイル emailgateway.csr に保管します。

完了したら

これでパブリック/プライベート キーのペアを作成できました。プライベート キーは復号化に使用され、ローカルの Email Gateway 保管する必要があります。パブリック キー (証明書署名要求ファイル) は CA に証明書を登録するために使用されます。

ファイル名	説明
emailgateway.key	プライベート キー ファイル
emailgateway.csr	証明書署名要求ファイル: パブリック キーが含まれています。

1. 次のコマンドを入力して、CSR ファイルを Email Gateway サーバー上の /home/console ディレクトリに移動します。

   mv emailgateway.csr /home/console

2. CSR ファイルを Email Gateway サーバーからデスクトップ コンピュータに安全にコピーします。
4. ローカルマシンに CSR を保存します。
   表示

   Open SSH セッションを使用して、CSR をコピーして証明機関 (CA) に送信することができます。

   1. コンピュータ上にemailgateway.txtという名前の.txtファイルを作成します。
   2. # プロンプトで、次のコマンドを入力します。
      cat emailgateway.csr
      これにより、「begin certificate request」 から「end certificate request」で終わる CSR が出力されます。
   3. 開始マーカーと終了マーカーを含む出力をコピーして、emailgateway.txt ファイルに貼り付けます。
   4. .Txtファイルを保存して終了したら、名前を emailgateway.csr に変更します。

参照項目...

• SSH アクセスの設定
• CSR を証明機関に送信する