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署名証明書の取得を開始する前に、まずは ARgon for Email Server の Red Hat Cockpit から、プライベート キーと証明書署名要求 (Certificate Signing Request - CSR) とを作成しておかなければなりません。
ARgon for Email Server の OpenSSL ユーティリティを使用して、TLS プライベート キーを作成します。
# プロンプトに、次のコマンドを入力します。
openssl genrsa -out emailgateway.key 4096 -sha256
このコマンドは RSA 4096 ビット プライベート キーを作成して、そのキーを PEM (Privacy-Enhanced Mail) 形式のファイル emailgateway.key に格納します。
プライベート キー ファイルは、安全な場所に格納しておく必要があります。
サーバー管理者のみがプライベート キー ファイルへアクセスできるよう、サーバーへのアクセスを制限しておくことが推奨されています。
ARgon for Email Server の OpenSSL ユーティリティを使用して、証明書署名要求 (Certificate Signing Request - CSR) を作成します。
openssl req -new -key emailgateway.key -out emailgateway.csr
このコマンドは、デジタル証明書の X.509 属性についてのプロンプトを表示します。
このコマンドは CSR を作成して、その CSR を PEM 形式のファイル emailgateway.csr に格納します。
作業が完了したら
ここまでの手順で、パブリック/プライベート キーのペアを作成しました。プライベート キーは復号化に使用されます。また、プライベート キーは、ARgon for Email Server 上でローカルに格納しておく必要があります。パブリック キー (CSR ファイルとして) は、CA に証明書を登録するのに使用されます。
mv emailgateway.csr /home
Open SSH セッションを使用し、CSR をコピーして証明機関 (CA) に送信します。
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