監査者に通知

[解放時に監査者に通知] オプションは、エンド ユーザー自身がメッセージを解放した際、そのメッセージに関する情報の含まれた電子メールを監査者に送る機能です。

監査者への通知は、インバウンド (受信) とアウトバウンド (送信) のどちらのメッセージ エリアに対しても設定することができ、通知の内容も定義可能です。これにより、ユーザーとビジネス パートナー間での機密文書の送受信などを効果的に管理することができます。たとえば、メッセージの検疫の結果にしたがって、必要なメッセージを保留にした上で送信者に通知するよう Clearswift Gateway を設定してある場合、送信者は受け取った通知に含まれているリンクから、元のメッセージを解放したり、削除したりすることができます。さらに、メッセージのコピーが、指定してある監査者の電子メール アドレスに送られます。

次の方法で、メッセージが解放された際に、監査者に通知を送ります。

  1. [ポリシー センター ホーム] ページの [ディスポーザル アクション] を選択します。[ディスポーザル アクションの管理] ページが表示されます。
  2. [メッセージ エリア] タブを選択します。このタブでは、さまざまなメッセージ エリアと、そのエリアでのディスポーザル アクションが定義されています。
  3. 編集するメッセージ エリアを選択します。
  4. [編集] をクリックします。[メッセージ エリアの編集] ダイアログが表示されます。
  5. [監査者に通知] タブを選択します。
  6. [解放時に監査者に通知] チェック ボックスを選択します。
  7. [送信者] ドロップダウン メニューを使用して、通知の送信元となる電子メール アドレスを指定します。Clearswift Gatewayシステムの電子メール アドレス を使用する場合、[管理者]、または、[サーバー] を選択します。特定の電子メール アドレスを使用する場合、[この電子メール アドレス] を選択して、フィールドにアドレスを入力します。
  8. [通知] ドロップダウン メニューを使用して、通知の送信先となる電子メール アドレスを指定します。Clearswift Gateway の [管理者]、または、[送信者のマネージャー] を選択します。特定の電子メール アドレスを使用する場合、[この電子メール アドレス] を選択して、フィールドにアドレスを入力します。カンマ区切りで、最大 5 つの電子メール アドレスを指定することができます。
  9. [件名] フィールドに、通知の件名を入力します。
  10. [メッセージ本文] テキスト ボックスに、通知の内容を入力します。

  11. [更新] をクリックします。
 

[送信者のマネージャー] を通知の送信先として指定するには、マネージャー リレーションシップ を設定しておく必要があります。マネージャー リレーションシップが未設定の状態で、[送信者のマネージャー] を選択しても、通知は送信されません。

通知とともに監査者に送られるメッセージのコピーは、メッセージの解放時の指定にしたがって、元のメッセージのコピーである場合も、変更されたメッセージである場合もあります。詳細については、「保留メッセージの分析と管理」を参照してください。

コンテンツ セキュリティ ポリシーの変更が完了したら、設定を適用 して変更を有効にしなければなりません。 複数の Gateway をグループとして構成してある場合、グループへの変更はそれぞれの Gateway に対して適用しなければなりません。