マネージャーのアドレスが含まれていない場合

[マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーは、マネージャー リレーションシップの定義に基づいて、送信者が、自身のマネージャーのアドレスを受信者のうちの 1 名として指定しないまま送信しようとしているメッセージを検出します。

[マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーは、次のように調整することができます。

• すべてのユーザーにポリシーを適用
• マネージャーのいないユーザーはポリシーから除外
• 添付ファイルのないメッセージはポリシーから除外
• 検索対象を満たすメッセージが検出された場合、[実行する操作] で指定したディスポーザル アクションを適用

情報...

• [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] コンテンツ規則

  [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] コンテンツ規則をポリシー ルートに適用して、グローバル ポリシーの一環として使用することができます。Gateway には、[マネージャーのアドレスが含まれていない場合] コンテンツ規則をはじめとする、さまざまなコンテンツ規則テンプレートが装備されています。詳細については、「コンテンツ規則テンプレート」を参照してください。

  [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] コンテンツ規則をポリシー ルートに適用した場合、その設定内容は、[マネージャーのアドレスが含まれていない場合] のグローバル設定を有効にしても上書きされることはありません。

• [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーのグローバル設定

  [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーのグローバル設定を使用して、[マネージャーのアドレスが含まれていない] コンテンツ規則が使用されていないすべてのポリシー ルートに [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーを適用します。これにより、ポリシー ルートに [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] コンテンツ規則の設定漏れがあった場合も、グローバル設定で確実に保護します。

操作方法...

• [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーのグローバル設定の有効と無効の設定

  1. [ポリシー] > [マネージャーが含まれていない場合] に移動します。

     [‘マネージャーのアドレスが含まれていない場合’ ポリシーの管理] ページが表示されます。

  2. [ポリシーのグローバル設定] パネルの [設定の変更はここをクリックします] をクリックします。

  3. [‘マネージャーのアドレスが含まれていない場合’ ポリシーのグローバル設定を有効にする] チェック ボックスを選択して、ポリシーのグローバル設定を有効にします。ポリシーのグローバル設定を無効にする場合は、チェック ボックスを選択しないでおきます。

  4. [保存] をクリックします。

     ポリシーのグローバル設定を有効にすると、[検索対象] パネルと [実行する操作] パネルが表示されます。これらのパネルを使用して、次を指定します。

     • マネージャーのアドレス抜けの検出

     • マネージャーのアドレス抜けが検出された場合

     • 送信者がリレーションシップ リストに存在しない場合

     指定の内容に基づいて、Gateway での [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーが適用されます。

• 無視してもよい条件の指定

  [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーのグローバル設定では、検出から除外してもよい条件を指定することもできます。

  1. 前述の [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーのグローバル設定の有効と無効の設定 セクションでの手順にしたがって、ポリシーを有効にします。
  2. [検索対象] パネルの [マネージャーのアドレス抜けの検出] セクションの、[設定の変更はここをクリックします] をクリックします。

  3. 無視する条件に該当するチェック ボックスを選択します。

     • リレーションシップ リストには存在するが、マネージャーを持たない送信者のメッセージは無視する
     • 添付ファイルのないメッセージは無視する
  4. [保存] をクリックします。
• [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] のアクションの指定

  [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーのグローバル設定は、[マネージャーのアドレスが含まれていない場合] コンテンツ規則が使用されていないすべてのポリシー ルートに [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーを適用して、送信者が、自身のマネージャーのアドレスを受信者のうちの 1 名として指定しないまま送信しようとしているメッセージを検出します。

  1. [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーを有効にして、[マネージャーのアドレス抜けの検出] での検索条件が正しく指定されているかどうかもあわせて確認します。
  2. [実行する操作] パネルの [マネージャーのアドレス抜けが検出された場合] セクションの、[設定の変更はここをクリックします] をクリックします。

  3. [ディスポーザル アクション] を指定します。

     ディスポーザル アクションが [アクションを実行しない] の場合、[他に実行する操作] の [電子メール受信者の追加] の設定が必要です。これにより、適切な受信者 (送信者のマネージャーなど) の電子メール アドレスが、メッセージに含まれるようにしておきます。 ディスポーザル アクションが [保管] やリレーの場合、[電子メール受信者の追加] の設定の必要はありません。

  4. [保存] をクリックします。
• [送信者がリレーションシップ リストに存在しない場合] のアクションの指定

  送信者が [マネージャー リレーションシップ] のリストに存在しない場合、送信者とマネージャーの関係性が不明なため、Gateway は [送信者がリレーションシップ リストに存在しない場合] ポリシーを適用することができません。次の手順にしたがって、送信者がリレーションシップ リストに存在しないメッセージを処理します。

  1. [マネージャーのアドレスが含まれていない場合] ポリシーを有効にして、[マネージャーのアドレス抜けの検出] での検索条件が正しく指定されているかどうかもあわせて確認します。
  2. [実行する操作] パネルの [送信者がリレーションシップ リストに存在しない場合] セクションの、[設定の変更はここをクリックします] をクリックします。

  3. [ディスポーザル アクション] を指定します。

     [コピーの送信] や [警告の生成] などの、追加のアクションを指定することもできます。[他に実行する操作] セクションの [新規] をクリックして、ダイアログのリストからアクションを選択します。アクションを削除する場合、 をクリックします。追加のアクションの作成や編集の詳細については、「実行する操作」を参照してください。

  4. [保存] をクリックします。

参照...

• 送信者とマネージャのリレーションシップの構成
• ディスポーザル アクション
• コンテンツ規則テンプレート
• ポリシー センター