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サニタイゼーション

Clearswift Gateway のサニタイゼーション機能により、通信からアクティブコンテンツ、ドキュメントのプロパティ、他の潜在的に脅威となるコンテンツのを検出および削除することができます。たとえば、マクロを削除してメッセージを配信したり、'著者'、'所有者' などの情報を表示するドキュメント プロパティなしでドキュメントを表示したりしたりというようなことができます。

サニタイゼーションは、次のコンテンツ規則によって実行されます。

• [ アクティブ コンテンツのサニタイズ ] - 電子メールの添付ファイルから、Web トラフィック、および HTML ページからスクリプトやマクロなどのアクティブ コンテンツを削除した後で安全に配信または表示します。
• [ ドキュメント コンテンツのサニタイズ ] - 選択したプロパティ、修正履歴、コメント、およびメタデータをドキュメントおよび JPEG イメージ」から削除します。

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• サニタイゼーションの仕組み - Clearswift Gateway

  Gateway は、[ アクティブ コンテンツのサニタイズ ]、[ ドキュメント コンテンツのサニタイズ ]、[ メッセージのサニタイズ ] コンテンツ規則を使用してサニタイゼーションを実行します。これらのコンテンツ規則は、以下を実行します。

  • 指定されたドキュメントプロパティ、アクティブコンテンツ、埋め込みコンテンツ、URL またはハイパーリンクをスキャンします。

  規則がトリガーされると、Gateway は次を実行します。

  • コンテンツに適切なサニタイズを試行して、実行する操作アクションを適用します。

  それぞれのコンテンツ規則は、次の条件に応じて異なる一連の実行する操作アクションを適用します。

  • サニタイゼーションの成功時 - たとえば、 [ 次の規則に進む ] 。

    検出されたコンテンツをサニタイズできると、サニタイゼーションの成功となります。 [ 次の規則に進む ] が選択されている場合、Gateway はコンテンツをサニタイズして、ポリシー ルート内の次の規則に進みます。

  • サニタイゼーションの失敗時 - たとえば、 [通信をブロック] します。

    コンテンツが検出されてもサニタイズできない場合は、サニタイゼーションの失敗となります。

    たとえば、署名済みドキュメントは、アクティブ コンテンツについてスキャンすることはできますが、開いたりサニタイズしたりすることはできません。サニタイゼーションは "失敗" とみなされます。なぜなら、Gateway は保護されたコンテンツを編集できないためです。

• ドキュメント プロパティ

  ドキュメントには、機密性や知的財産を危険にさらす可能性のある非表示データが含まれている可能性があります。たとえば、ある文書のドキュメントプロパティが、ユーザー情報や社内インフラの情報がそのドキュメントに含まれている事を漏らすかもしれません。[ ドキュメント コンテンツのサニタイズ ] コンテンツ規則を使用すると、ドキュメントからこれらのプロパティを削除した後で安全に配信することができます。

• ドキュメント コンテンツ

  ドキュメントコンテンツには、改訂履歴やコメントなどの潜在的に機密性があるメタデータが含まれている事があります。[ ドキュメント コンテンツのサニタイズ ] コンテンツ規則を使用すると、ドキュメントからこのコンテンツを削除した後で安全に配信することができます。

• アクティブ コンテンツ

  アクティブ コンテンツには、スクリプト、マクロおよびコード セグメントが含まれ、ドキュメント内に埋め込まれているか、Web ページでは非表示となっています。"アクティブ コンテンツのサニタイズ (データの削除)" 規則を使用すると、通信からアクティブ コンテンツを削除でき、中断することなく情報を安全に共有できます。

• サポートされるメディア タイプ

  次のメディア タイプは、Clearswift Gateway サニタイゼーションのコンテンツ規則によってサポートされています。

  メディア タイプ	拡張子	アクティブ コンテンツのサニタイズ	ドキュメント コンテンツのサニタイズ	メッセージのサニタイズ
  HTML	.htm .html
  Rich Text Format	.rtf
  RTF-encoded html	.html
  Microsoft Excel スプレッドシート (2007+)	.xlsx .xlsm .xltx
  Microsoft PowerPoint プレゼン (2007+)	.pptx .pptm .potx .ppsx .ppsm .thmx
  Microsoft Word 文書 (2007+)	.docx .docm .dotx .dotm
  Open Office ドキュメントのタイプ	.ods .odg .odp .odm .odf .odt
  Adobe PDF	.pdf
  JPEG イメージ	.jpg

  拡張子が .doc, .xls または .pptの Microsoft Office 97 ～ 2003 ドキュメントではサニタイゼーションはサポートされていません。これらのドキュメントのコンテンツは、検出はできますが、サニタイゼーションは常に失敗します。

• ドキュメントプロパティとドキュメントコンテンツのカテゴリ

  カテゴリのドキュメント コンテンツをサニタイズすることができます。たとえば、次のドキュメント プロパティとドキュメントのカテゴリは、選択したメディア タイプからサニタイズすることができます。

  カテゴリ	説明	Microsoft Office	Open Office	Adobe PDF	JPEG
  これまでの変更履歴	ドキュメントの変更履歴などの履歴	変更履歴	変更履歴	レビュー	-
  内容	タイトル、件名、キーワードなどのドキュメント プロパティ	カテゴリ、コメント、ステータス、件名、タグ、タイトル	コメント、キーワード、件名、タイトル	キーワード、件名、タイトル	タイトル、件名、キーワード
  ユーザー情報	作成者や所有者など、個人を識別するプロパティ	作成者、会社、最終変更者 (ユーザー)、マネージャ	作成者 (ユーザー)、最終印刷者 (ユーザー)、変更者 (ユーザー)	作成者	アーティスト、著者、会社、作家まはた編集者
  インフラストラクチャ情報	環境情報を含むプロパティ	テンプレート	アプリケーション、プロデューサー	アプリケーション、プロデューサー	クリエイター、プロデューサー、プログラムバージョン
  その他の情報	特定のカテゴリに関連しない標準アプリケーション プロパティ	作成日時 (日付)、最終変更日 (日付)、最終印刷日 (日付)、修正番号	作成日時 (日付)、最終印刷日 (日付)、変更日 (日付)、 修正番号、合計編集時間	作成日時 (日付)、変更日 (日付)	作成日、著作権、言語、一意の id
  問題のあるプロパティ	不適切な形式か、または予期しない場所に見つかったプロパティ	各種	各種	各種	各種
  カスタム プロパティ	除外するカスタム プロパティは、カンマ区切りリストにする必要があります。	各種	各種	各種	各種
  コメント	校閲者やドキュメントの所有者によって追加されたユーザー コメント	コメント	コメント	コメント	ユーザーのコメント、キーワード
  位置情報	デバイスによって JPEG 画像に追加された GPS 位置情報	-	-	-	位置情報

  カンマ "," や感嘆符 "!" はサポートされておらず、検出やサニタイズが正しく行われないため、カスタム プロパティには含めないでください。

操作方法...

• アクティブ コンテンツを含むトラフィックを検出およびブロックするには

  [ アクティブ コンテンツの検出 ] 規則を使用すると、メディア タイプのスクリプト、マクロ、アクティブ コンテンツを含んでいる電子メール トラフィックまたは Web トラフィックを検出できます。

  1. [ アクティブ コンテンツの検出 ] コンテンツ規則テンプレートを使用してコンテンツ規則を作成します。 表示

     1. ポリシー センター ホーム ページで、[ コンテンツ規則 ] をクリックして [ コンテンツ規則の管理 ] ページを表示します。
     2. [ 新規 ] をクリックします。
     3. コンテンツ規則テンプレートのリストから、[ アクティブ コンテンツの検出 ] を選択します。
     4. [ 概要 ] の詳細 (コンテンツ規則の名前および関連する注記) を変更するために、[ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックして選択します)。
     5. [ 保存 ] ボタンをクリックします。
  2. [ 検索対象 ] 条件を設定します。 表示

     1. [ 検索対象 ] 条件を変更して、どの [ メディア タイプ ] をGateway で検索するかを選択します。

        [ 検出可能なタイプ ] ウィンドウを使用し、検出するファイル タイプを選択することで、個々のドキュメント タイプを選択できます。

        [ 検出可能なタイプ ] ウィンドウの [ Document ] チェック ボックスをオンにすると、すべてのドキュメント形式が選択されます。

     2. [ 適用するディレクション ] コンテンツ規則を選択します ([ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックして選択します)。社内で受信するか、社外に送信するか、または社内で受信または社外に送信のいずれかのアイテムの検出を指定できます。[ 保存 ] ボタンをクリックします。

     3. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

  3. [ 実行する操作 ] アクションを設定します。 表示

     1. コンテンツ規則がアクティブ コンテンツを検出した場合の操作を決めるコンテンツ規則の[ 実行する操作 ]アクションを変更します。[ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックします。[ ディスポーザル アクション ] (電子メール) または [ プライマリ アクション ] (Web) を選択します。

        アクションの設定の詳細については、「実行する操作アクションについて」 を参照してください。アクション

     2. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

  4. 設定を適用します。

     これで、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用できます。

• [ アクティブ コンテンツのサニタイズ (データの削除) ] コンテンツ規則を作成するには

  [ アクティブ コンテンツのサニタイズ ] コンテンツ規則を使用して、Web トラフィックからアクティブ コンテンツを検出および削除することができます。

  1. [ アクティブ コンテンツのサニタイズ (データの削除) ] コンテンツ規則テンプレートを使用してコンテンツ規則を作成します。 表示

     1. ポリシー センター ホーム ページで、[ コンテンツ規則 ] をクリックして [ コンテンツ規則の管理 ] ページを表示します。
     2. [ 新規 ] をクリックします。
     3. コンテンツ規則テンプレートのリストから、[ アクティブ コンテンツのサニタイズ ] を選択します。
     4. [ 概要 ] の詳細 (コンテンツ規則の名前および関連する注記) を変更するために、[ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックして選択します。
     5. [ 保存 ] ボタンをクリックします。
  2. [ 検索対象 ] 条件を設定します。 表示

     1. [ 検索対象 ] 条件を変更して、どの [ メディア タイプ ] をGateway で検索するかを選択します。

        [ 検出可能なタイプ ] ウィンドウを使用し、検出するファイル タイプを選択することで、個々のドキュメント タイプを選択できます。

        [ 検出可能なタイプ ] ウィンドウの [ Document ] チェック ボックスをオンにすると、すべてのドキュメント形式が選択されます。

        検出可能なタイプ [ HTML ] および [ HTML with Script ] は、ICAP Gateway のデフォルトでオフになっています。ほとんどの Web ポリシー ルートでこの設定をお勧めします。

     2. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

     3. [ 適用するディレクション ] コンテンツ規則を選択して、 [ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックして選択します。社内で受信するか、社外に送信するか、または社内で受信または社外に送信のいずれかのアイテムの検出を指定できます。[ 保存 ] ボタンをクリックします。

  3. サニタイゼーション (データの削除) に成功した場合の実行する操作アクションを設定します。 表示

     1. [ サニタイゼーションの成功時 ] セクションを使用して、適切な [ プライマリ アクション ]。

        メッセージの件名行に、アクティブなコンテンツが削除されたことを受信者に通知させる場合は、このコンテンツ規則のアクションとして [ メッセージの件名にタグ付け ] できます。[ メッセージの件名にタグ付け ] アクションの詳細については、「実行する操作」アクション」を参照してください。

     2. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

     3. [ 新規 ] をクリックして、[ 実行するその他の操作 ] アクションを追加します。

        アクションの設定の詳細については、「実行する操作アクションについて」を参照してください。アクション

     4. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

  4. サニタイゼーション (データの削除) に失敗した場合の [ 実行する操作 ] アクションを設定します。 表示

     1. [ サニタイゼーションの失敗時 ] セクションを使用して、適切な [ プライマリ アクション ]。

     2. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

     3. [ 新規 ] をクリックして、[ 実行するその他の操作 ] アクションを追加します。
        

        アクションの設定の詳細については、「実行する操作アクションについて」を参照してください。アクション

     4. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

  5. 設定を適用します。

     これで、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用できます。

• [ ドキュメント コンテンツのサニタイズ ] 規則を作成するには

  1. [ ドキュメント コンテンツのサニタイズ ] コンテンツ規則テンプレートを使用してコンテンツ規則を作成します。 表示

     1. ポリシー センター ホーム ページで、[ コンテンツ規則 ] をクリックして [ コンテンツ規則の管理 ] ページを表示します。
     2. [ 新規 ] をクリックします。
     3. コンテンツ規則テンプレートのリストから、[ ドキュメント コンテンツのサニタイズ ] を選択します。
     4. [ 概要 ] の詳細 (コンテンツ規則の名前および関連する注記) を変更するために、[ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックして選択します)。
     5. [ 保存 ] ボタンをクリックします。
  2. 選択したメディア タイプを検出するための [ 検索対象 ] 条件を設定します。 表示

     1. どの [ メディア タイプ ] をGateway で検索するかを選択します。[ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックします。

        [ 検出可能なタイプ ] ウィンドウを使用し、検出するファイル タイプを選択することで、個々のドキュメント タイプを選択できます。

        [ 検出可能なタイプ ] ウィンドウの [ Document ] チェック ボックスをオンにすると、すべてのドキュメント形式が選択されます。

     2. [ 保存 ] ボタンをクリックします。
  3. ドキュメント プロパティ カテゴリを検索するための [ 検索対象 ] 条件を設定します。 表示

     1. どのドキュメント プロパティのカテゴリをGateway で検索するかを選択します。[ 次をすべて含める ] セクションで設定の変更はここをクリックします。 をクリックし、チェック ボックスを使用してカテゴリを選択します。

        定義したカスタム ドキュメント プロパティを除外することもできます。[ 次のカスタム プロパティを除外する ] を選択し、カンマ区切りの値を入力します。

     2. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

     3. [ 適用するディレクション ] コンテンツ規則を選択して、 [ 設定の変更はここをクリックします。 ] をクリックして選択します。社内で受信するか、社外に送信するか、または社内で受信または社外に送信のいずれかのアイテムの検出を指定できます。[ 保存 ] ボタンをクリックします。

  4. サニタイゼーション (データの削除) に成功した場合の実行する操作アクションを設定します。 表示

     1. [ サニタイゼーションの成功時 ] セクションを使用して、適切な [ プライマリ アクション ]。

        メッセージの件名に、メッセージの添付ファイルが変更されたことを受信者に通知するために、このコンテンツ規則のアクションとして [ メッセージの件名にタグ付け ] できます。[ メッセージの件名にタグ付け ] アクションの詳細については、「実行する操作」アクション」を参照してください。

     2. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

     3. [ 新規 ] をクリックして、[ 実行するその他の操作 ] アクションを追加します。

     4. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

  5. サニタイゼーション (データの削除) に失敗した場合の [ 実行する操作 ] アクションを設定します。 表示

     1. [ サニタイゼーションの失敗時 ] セクションを使用して、適切な [ プライマリ アクション ]。

     2. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

     3. [ 新規 ] をクリックして、[ 実行するその他の操作 ] アクションを追加します。
        

        アクションの設定の詳細については、「実行する操作アクションについて」を参照してください。アクション

     4. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

  6. 設定を適用します。

     これで、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用できます。

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• 例 1: ドキュメントのユーザー情報のサニタイズ

  組織から送信されるメッセージに添付されている Microsoft 文書からユーザー情報 (作成者、会社名、リビジョン履歴) を削除したい。

  1. [ ドキュメント コンテンツのサニタイズ ] コンテンツ規則を作成して、Microsoft Word、Excel、PowerPoint のファイルをスキャンするように検索対象アクションを設定します。

  2. ユーザー情報を検索するためのドキュメントのプロパティ セクションと以前の変更履歴を検索するためのドキュメント コンテンツセクションを設定します。

     

  3. 組織から送信されるコンテンツの適用するディレクションを設定します。

  4. 実行する操作アクションを、サニタイゼーションが成功したら通信がGateway を通過するように設定します。

     このシナリオでは、次のような [ 実行する操作 ] アクションおよび [ 実行するその他の操作 ] アクションの設定を使用することをお勧めします。

     サニタイゼーションの成功時	サニタイゼーションの失敗時
     アクションを実行しない	次の項目を使用して通信をブロックする...
     追加アクションなし	通知の生成 (管理者へ)

  5. [ 社内アドレス ] から [ 全メール ] まで、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用します。

     詳細については、「ポリシー ルートについて」を参照してください。

• 例 2: JPEGイメージから位置情報のメタデータをサニタイズする

  Gateway によって、組織から送信されるすべての JPEG から GPS 位置情報を削除したい。

  1. 「ドキュメント コンテンツのサニタイズ (データの削除)" 規則を作成して、検索対象アクションを設定します。スキャンする [メディア タイプ] を設定します。

     • Image Types > JPEG
     • ドキュメントプロパティ > 位置情報

  2. サニタイゼーションが成功した場合、接続を許可するように実行する操作アクションを設定します。

     このシナリオでは、次のような [ 実行する操作 ] アクションおよび [ 実行するその他の操作 ] アクションの設定を使用することをお勧めします。

     サニタイゼーションの成功時	サニタイゼーションの失敗時
     次の規則に進む	次の項目を使用して通信をブロックする...
     アクションを実行しない	アクションを実行しない

  3. [ 全員 ] から [ すべての場所 ] まで、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用します。

     詳細については、「ポリシー ルートについて」を参照してください。

• 例 3: スクリプトを使用したHTMLのサニタイズ

  従業員が HTML ページのアクティブ スクリプトをクリックできないようにする。

  この処理により、スクリプトを使用してコンテンツを通常表示する Web ページが遮断される場合があります。

  1. [ アクティブ コンテンツのサニタイズ (データの削除) ] 規則を作成し、 [ HTML with Script ] および [ HTML ] ドキュメントをスキャンしてアクティブ コンテンツを探すように検索対象アクションを設定します。

  2. ダウンロード (会社に入るトラフィック) のために適用するディレクションを設定します。

     

  3. サニタイゼーションが成功した場合、通信を許可するように実行する操作アクションを設定します。

     このシナリオでは、次のような実行する操作アクションおよび実行するその他の操作アクションの設定を使用することをお勧めします。

     サニタイゼーションの成功時	サニタイゼーションの失敗時
     次の規則に進む	次の項目を使用して通信をブロックする...
     追加アクションなし	追加アクションなし

  4. [ 全員 ] から [ すべての場所 ] まで、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用します。

     詳細については、「ポリシー ルートについて」を参照してください。

• 例 4: ダウンロードしたドキュメントのサニタイズ

  インターネットからダウンロードした PDF をGateway でチェックおよびサニタイズします。アクティブ コンテンツを削除する必要があります。

  1. [ アクティブ コンテンツのサニタイズ (データの削除) ] 規則を作成し、PDF - Adobe Portable Document Format をスキャンするように検索対象アクションを設定します。

  2. ダウンロード (会社に入るトラフィック) のために適用するディレクションを設定します。

     

  3. サニタイゼーションが成功した場合、通信を許可するように実行する操作アクションを設定します。

     このシナリオでは、次のような [ 実行する操作 ] アクションおよび [ 実行するその他の操作 ] アクションの設定を使用することをお勧めします。

     サニタイゼーションの成功時	サニタイゼーションの失敗時
     次の規則に進む	次の項目を使用して通信をブロックする...
     アクションを実行しない	アクションを実行しない

  4. [ 全員 ] から [ すべての場所 ] まで、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用します。

     詳細については、「ポリシー ルートについて」を参照してください。

• 例 5: Web メールまたは Web 2.0 コンテンツのサニタイズ

  Gateway で Web メール トラフィックのアクティブ コンテンツのサニタイズ (データの削除) を実行します。

  この処理は、Web 2.0 ソーシャル メディア ルートに適用できます。

  1. 「アクティブ コンテンツのサニタイズ (データの削除)" 規則を作成して、検索対象アクションを設定します。スキャンするメディア タイプを設定します。

     [ 検出可能なタイプ ] ウィンドウで、 [ HTML with Script ] および [ HTML ] チェック ボックスをオフにします。

  2. サニタイゼーションが成功した場合、接続を許可するように実行する操作アクションを設定します。

     このシナリオでは、次のような [ 実行する操作 ] アクションおよび [ 実行するその他の操作 ] アクションの設定を使用することをお勧めします。

     サニタイゼーションの成功時	サニタイゼーションの失敗時
     次の規則に進む	次の項目を使用して通信をブロックする...
     アクションを実行しない	アクションを実行しない

  3. [ 全員 ] から [ すべての場所 ] まで、ポリシー ルートにコンテンツ規則を適用します。

     詳細については、「ポリシー ルートについて」を参照してください。

参照項目...

• アダプティブ リダクション
• コンテンツ規則の詳細
• ポリシー ルートの設定
• ポリシーの参照