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テキスト データのインポート

[テキスト データのインポート] ページを使用すると、Gateway が特別に定義されたテキスト検索式の検出に使用できるテキスト データをインポートできます。たとえば、特定のアカウント番号、リストされた用語、またはフレーズ (テキスト データ) のセットを検索するために、セキュリティ ポリシーを設定することができます。

ffcreate ユーティリティを使用してアップロード サーバーまたはファイルのホストしているサイトにデータ ファイルを作成することで、テキスト データを準備します。次に、[テキスト データのインポート] ページを使用して、Gateway にアップロードします。

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• テキスト データのインポート ページ

  このページを使用して、Gateway でデータをインポートする方法と日時を設定できます。ページには、次の 3 つのセクションがあります。

  • スケジュールのインポート - データのインポートの自動スケジュールを作成します。
  • サーバーの設定 - アップロード サーバーの詳細を設定します。
  • ファイルのインポート - 入力ファイルを見つけるために必要なパスを選択します。
• テキスト データ

  テキスト データは、テキスト検索式修飾子がリファレンスとして使用するデータ セット (*.leq) にあります。各修飾子は、データセット内の適切な列を識別するデータ セットおよびキーを検索します。

  データは、Gateway にインポートされる前に、タブ区切りの入力ファイルからデータ セットに変換されます。完全に一致した場合にのみセキュリティ ポリシーを検出します。

• ffcreate ユーティリティ

  ffcreate ユーティリティを使用することで、Gateway と互換性のあるタブ区切りの入力ファイルをデータ セットに変換できます。データ セットは、[キー] フィールドを使用して、ソースから役に立つデータを参照します。ユーティリティは、コマンド ラインから実行してください。Clearswift サポート サイトからこのユーティリティをダウンロードする必要があります。

  Windows 環境で ffcreate ユーティリティを実行するには、次のパッケージのいずれかをインストールする必要があります。 32 ビット: http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=5555 64 ビット: http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=14632

操作方法...

• ffcreate ユーティリティをダウンロードしますか?

  1. ffcreate.zip を Clearswift Support Portalからダウンロードして、適切な場所に保存します。

  2. zip ファイルを解凍して、ffcreate ディレクトリを保存します。

     ffcreate ディレクトリの内容をフォルダから削除しないでください。

• データを準備しますか?

  入力ファイルは次のようにする必要があります。

  • タブ区切りのフラット ファイルであること
  • UTF-8 でエンコードされていること
  • 列ヘッダーを含んでいないこと
  • 別の行のエントリと一貫していること
  • ヘッダー プロパティを含んでいないこと

  • CRLF (Windows) ライン終端します。

• 入力ファイルをデータ セット (.leq) に変換しますか?

  1. 入力ファイルをタブ区切りデータとして作成しておきます。
  2. このファイルを適切なディレクトリ内に保存します。

  3. 同じディレクトリ内の ffcreate コマンド ライン ユーティリティを実行します。次のコマンド ラインを使用して、キー フィールドと、出力ファイルの構造を設定します。

     ffcreate -k <key_name が検索するリファレンス。各キーは、a ～ z、A ～ Z、または 0 ～ 9 の半角英数字から成り、スキーマの 1 つのリファレンスに一致しなければなりません。> -s <スキーマリファレンス,タイプ;リファレンス,タイプ... 入力ファイルで使用できる列のインデックスです。タイプは、'シンプル' または 'CCNum' でなければなりません。Linux を使用している場合は、スキーマを引用符 (") で囲みます。> -i <input_fileソース データが含まれているファイル名> -o <output_file出力ファイル (.leq) の必須名>

     入力ファイルのファイル拡張子を含める必要があります。また、Gateway によってアプリケーションで処理できるように、出力ファイルに .leq という拡張子を付ける必要があります。 キー名には、英数字のみの設定できます。キー名に使用できるのは、a ～ z、A ～ Z、0 ～ 9 の半角英数字のみです。

     例: カスタマー アカウントの詳細

     Client_Info.txt ファイルには、次のタブ区切りで整列したデータが含まれています。

     名、姓、連絡先番号、電子メール アドレス、クレジット カード番号、支払番号。

     

     • ffcreate ユーティリティを実行して、[データセット] および [キー] フィールドを生成します。

       ffcreate -k FirstName -k SecondName -k CCNum -s FirstName,Simple;SecondName,Simple;ContactNum,Simple;Email,Simple;CCNum,CCNUMBER;PaymentNumber;CCNUMBER -i client_info.txt -o ClientInfo.leq

     これにより、入力ファイルのデータに対応するキー フィールドのある ClientInfo.leq というデータ セットが生成されます。

     データ セット	キー	以下を含む列に対応
     ClientInfo	FirstName	First names
     ClientInfo	SecondName	Second names
     ClientInfo	CCNum	Credit card numbers

     各 [キー] フィールドは、スキーマの一意のリファレンスに一致する必要があります。同じ名前のキーまたはスキーマ リファレンスを作成することはできません。

  4. データ セットをインポートします。データのインポートのスケジュールを自動的に設定するか、今すぐデータ セットを取得することができます。

  5. client_info.txt はいつでも更新できますが、次の場合には ffcreate ユーティリティを使用してデータ セットを再設定して再インポートする必要があります。

     • ファイル名の変更
     • ファイル コンテンツの変更 (新しい行が追加された場合など)
     • 列の順序の変更
• アップロード サーバーを設定しますか?

  1. [システム] > [Gateway の設定] > [テキスト検索式 データのインポート] をクリックします。

  2. [サーバーの設定] セクションで、[設定の変更はここをクリックします。] をクリックします。
  3. サーバーの設定を 入力します:

     設定	説明
     サーバーのタイプ	接続のタイプ: HTTPS、FTPS、または SFTP
     アドレス	アップロード サーバーの IP アドレスまたはホスト名、またはホストしているサイトのドメイン名
     ポート	Gateway をアップロード サーバーに接続するポート
     認証を使用する	サーバーが認証を必要とする場合に選択します。FTPS サーバーで匿名認証を使用している場合は、選択しないでください。
     ユーザー名	認証ユーザー名
     パスワード	認証パスワード

     [信頼できない証明書を使用する] を選択して、ファイル ホスティング サイトの自己署名証明書を自動的にインポートできるようにします。このチェック ボックスがクリアされていると、コンソールを使用した場合のみ、信頼されていない証明書をインポートできます。

  4. [ファイルのインポート] セクションを使用して、データセットの関連したファイル パスを追加します。[新規] をクリックして、パスを入力します。[OK] をクリックします。

     ファイルのパスには、/ 文字で区切られたディレクトリとファイル名を含める必要があります。例：/cust_data/cc_numbers.leq.

  5. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

     タスク ウィンドウ枠の [テスト サーバーの設定] オプションを使用して、サーバーのステータスを確認します。

• セキュア サーバーからのインポートを許可するセキュリティ証明書をインポートしますか?

  セキュリティ証明書 (cert.mycompany.org) をインポートするには、以下のコマンドを使用します。

  keytool -import -noprompt -trustcacerts -alias cert.mycompany.org -file cert.mycompany.org -keystore /usr/lib/jvm/java-1.7.0-openjdk-1.7.0.65.x86_64/jre/lib/security/cacerts -storepass changeit 

• 今すぐテキスト データをインポートしますか?

  次の理由により、Gateway でのアクティビティが最小になる時間帯を選ぶようお勧めします。 アップロード サーバーから大きいサイズのデータ セットをインポートすると、Gateway のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。 テキスト データ ファイルをインポートすると、Gateway エンジンが再起動します。

  1. [システム] > [Gateway の設定] > [テキスト検索式 データのインポート] をクリックします。
  2. タスク ウィンドウ枠から、[今すぐデータ セットを取得] をクリックします。
  3. [継続] をクリックします。
• スケジュールのインポートを作成または編集しますか?

  次の理由により、Gateway でのアクティビティが最小になる時間帯を選ぶようお勧めします。 アップロード サーバーから大きいサイズのデータ セットをインポートすると、Gateway のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。 テキスト データ ファイルをインポートすると、Gateway エンジンが再起動します。

  1. [システム] > [Gateway の設定] > [テキスト検索式 データのインポート] をクリックします。

  2. [スケジュールのインポート] セクションで、[設定の変更はここをクリックします。] をクリックします。
  3. [テキスト データのインポートの有効化] を選択します。
  4. 時刻グリッドを使用してスケジュールを指定します。インポートは 1 日 1 回設定できます。
     例:

     テキスト データを平日の 2 時にインポートします。

     

  5. [ 保存 ] ボタンをクリックします。
• インポートに成功したことを確認しますか?

  インポートの成功または失敗は、インフラストラクチャ ログに記録されます。詳細については、「Clearswift Gateway ログ」を参照してください。

• 結合された Gateway でテキスト データを使用しますか?

  結合された Gateway 全体で、テキスト データとテキスト検索式修飾子を共有できます。スケジュールのインポート、サーバーの設定、ファイル パスなど、各アプライアンスは個別に設定する必要があります。たとえば、ピアグループに Web Gateway と Email Gateway がある場合、両方の Gateway システムセンターでテキストデータのインポート設定を構成する必要があります。

• データ セットを削除しますか?

  削除するデータ セットが設定したセキュリティ ポリシーに使用されていないことを必ず確認してください。テキスト検索式リストによって現在使用されている修飾子を削除することはできません。

  1. [テキスト データのインポート] ページの [ファイルのインポート] セクションから、データ セットの場所のリファレンスを削除します。
  2. 修飾子を使用する検索式については、テキスト検索式リストを確認してください。
  3. データ セットを使用するテキスト検索式修飾子をすべて削除します。[ポリシー] > [テキスト検索式] > [テキスト検索式修飾子] の順にクリックします。
  4. 設定を適用します。

  5. SSH を使用してGateway にログインし、rm コマンドを使用してデータ セットおよびサマリ ファイルをそれがある場所から削除します。

     /var/cs-gateway/lexical_data_import/data_file.leq

     /var/cs-gateway/lexical_data_import/summary.xml

  Gateway からアクティブなデータ セットを削除すると、このデータを使用するコンテンツ規則がポリシーによって無視されます。

参照項目...

• テキスト検索式修飾子
• テキスト検索式の操作