IG サーバーでも通知を使用

IG サーバーを使用している場合、IG サーバーのドキュメント所有者にも通知を送ることができます。これにより、IG サーバーにドキュメントを登録したドキュメント所有者に、ポリシーの違反を通知します。このアクションは、[登録データの確認] コンテンツ規則のみで使用することができます。(このコンテンツ規則で、IG サーバーのポリシー違反の通知が適切に設定されていなければなりません。)

[登録データの確認] コンテンツ規則を使用して IG サーバーのドキュメント所有者にポリシーの違反を通知

Gateway の通知に含まれている個人情報や機密情報を、承認されていないユーザーから守るため、IG サーバーのコンプライアンス責任者以外に通知を送る際は、次の点に注意します。

元のメッセージ、変更されたメッセージ、テキスト分析結果などを、通知に含めないようにします。
通知の件名や本文は、簡略かつ最小限の情報で作成します。
通知のトークンは、URL やメッセージ送信者などの変数の代替えとして作用します。使用するトークンの数は、最小限に抑えます。

また、コンプライアンス責任者に対する通知と、IG サーバーでのその他のロールに対する通知は、別に設定することが推奨されています。これにより、コンプライアンス責任者向けの通知に、より多くの情報を含めることができます。

使用できるトークン

トークン	説明
%DOC_LIST_MATCHES%	検出された各登録ドキュメントの、ファイル名、ファイルの場所 (可能な場合)、一致のリストです。
%DOC_NAMES%	検出された登録ドキュメントの、ファイル名とファイルの場所 (可能な場合) です。
%DOC_NAMES_CLASSIFICATION%	検出された登録ドキュメントのファイル名、ファイルの場所 (可能な場合)、ファイルの分類です。
%DOC_NAMES_MATCH%	検出された登録ドキュメントの、ファイル名、ファイルの場所 (可能な場合)、一致の割合です。
%DOC_OWNERS_COUNT%	検出されたドキュメントの、ドキュメント所有者の数です。このトークンは、メッセージの件名と本文の両方で使用することができます。
%DOC_NAMES_PROPERTIES%	検出された各登録ドキュメントの、ファイル名、ファイルの場所 (可能な場合)、カスタムプロパティです。
%DOC_SETS%	検出された登録ドキュメントの、コレクション名です。
%DOC_SET_OWNERS%	検出されたドキュメントの、所有者の詳細です。

ドキュメント所有者に通知がコピーされた際、トークンには、その所有者の登録ドキュメントに関する情報のみが表示されます。

コンテンツ規則にアクションを適用

コンテンツ規則の編集ページの [実行する操作] パネル > [他に実行する操作] セクションの、 [新規] をクリックします。
[実行する操作の追加] ダイアログが表示されます。
アクションを選択します。
選択したアクションが、[他に実行する操作] セクションに追加されます。
[実行する操作の追加] ダイアログを閉じます。

ドキュメント所有者に通知をコピー

[他に実行する操作] > [通知の生成] セクションの [設定の変更はここをクリックします] をクリックします。
通知の生成での手順にしたがって、通知を設定します。
[ドキュメント所有者にコピー] チェックボックスを選択して、IG サーバーのドキュメント所有者にも通知を送ります。
[保存] をクリックします。

既に設定してある [通知の生成] アクションを編集する場合も、アクションの設定での手順にしたがいます。

コンテンツ規則からアクションを削除

[実行する操作] パネル > [他に実行する操作] セクションのをクリックします。[削除の確認] ダイアログの [はい] をクリックして、削除を了解します。