認証バイパスの追加

特定の Web 要求を、HTTP ヘッダーにより識別可能な認証から除外する必要がある場合、認証バイパスを作成することによってそれらの Web 要求を除外できます。

この目的のために任意の HTTP ヘッダーを定義できますが、一般的に最も使用頻度が高いのはユーザー エージェント ヘッダーです。

HTTP ヘッダー バイパスを追加するには

  1. [ポリシー センター ホーム] ページから、[Web ポリシー ルート] をクリックします。ポリシー ルートの管理ページが表示されます。
  2. [認証バイパス] タブをクリックします。[認証バイパス] ページに、既に設定されている認証バイパスのリストが表示されます。

      Gateway から [認証バイパス ] タブを表示するには、ユーザー認証を有効にする必要があります。システム センターの [ ホーム ] > [ プロキシ設定 ] > [ 認証設定 ] に移動します。ユーザーの認証の有効化の詳細については、「ユーザー認証」についてを参照してください。
  3. [  新規 ]をクリックします。[HTTP ヘッダーのバイパスの追加] ダイアログが表示されます。
  4. [ヘッダー] フィールドで、認証を要求しない HTTP 要求を識別するために使用するヘッダーの名前を入力します。
  5. [値] フィールドに、照合するヘッダー値を入力します。

     

    HTTP ヘッダーのバイパスはヘッダー フィールドに [値] フィールドで指定したサブ文字列が含まれている場合にトリガされます。[値] フィールドでは、ワイルドカード文字はサポートされていません。[ヘッダー][値] のフィールドはどちらも、大文字と小文字を区別しません。

  1. 追加 をクリックして変更を保存します。
 

この機能は、認証が有効になっている場合にのみ使用できます。

コンテンツ セキュリティ ポリシーの変更が完了したら、設定を適用 して変更を有効にしなければなりません。

[値] フィールドには、完全なヘッダー値のサブ文字列を入力できます。

この機能は、一般的な認証バイパスには使用しないことをお勧めします。詳細については、「ユーザー認証について」を参照してください。


© 1995–2018 年 Clearswift Ltd.