信頼済みホストをホワイト リストに追加し、リスト内のエントリごとに省略するスパム チェックを設定できます。これにより、ホワイトリストに記載された送信者からのニュースレターやバルク メールなど、信頼済みのメールがブロックされないようにすることができます。[SpamLogic の設定] ページの [ホワイト リスト] タブには、ホワイトリストに記載された送信者とエントリごとに省略されるスパム チェックが表示されます。
ホワイト リストには、メール サーバーまたは電子メール アドレスを追加できます。指定可能な項目は次のとおりです。
タイプ | 例 |
---|---|
IP アドレス | 192.168.1.125 |
IP アドレス範囲 | 192.168.1.0-192.168.1.255 |
CIDR 表記ネットワーク | 192.168.5.0/24 |
メール サーバー ホスト名 | hostname.company.com |
電子メール アドレス | user@company.com |
電子メール ドメイン | company.com |
サブドメイン | mail.company.com |
ホワイト リスト エントリ | タイプ | 内容 |
---|---|---|
192.168.1.125 | メール サーバー | 192.168.1.125 |
192.168.* | メール サーバー | 範囲 192.168.xx.xx の IP アドレス |
192.168.1.* | メール サーバー | 範囲 192.168.1.* の IP アドレス |
hostname.company.com | メール サーバー | hostname.company.com |
*.company.com | メール サーバー |
anyserver.company.com |
fred@company.com | 電子メール | fred@company.com |
*red@company.com | 電子メール |
fred@company.com filtered@company.com code.red@company.com |
company.com | 電子メール |
everyone@company.com |
mail.company.com | 電子メール | everyone@mail.company.com |
*.company.com | 電子メール |
everyone@mail.company.com everyone@users.company.com everyone@company.com |
* | メール サーバー/電子メール | サポートされていません。 |
例 1: ホワイト リストに *.company.com を追加し、すべてのサブドメインに対してスパム チェックを選択します。しかし、スパムの検出方法を選択せずに company.com も追加したとします。この場合、次のような動作になります。
mail.company.com からのメッセージはホワイトリストに記載されます。
company.com からのメッセージはホワイトリストに記載されません。
|
例 2: ホワイト リストに 192.168.1.124-192.168.1.255 を追加し、この範囲にあるすべての IP アドレスに対して特定のスパム チェックを選択します。しかし、他のスパムの検出方法を複数選択して、192.168.1.164-192.168.1.192 も追加したとします。これらの IP アドレス範囲には、192.168.1.124 ~ 192.168.1.192 の間でエントリが重複しています。この場合、次のような動作になります。
両方の IP アドレス範囲に選択されているすべてのスパム チェックが、重複しているエントリに適用されます。
IP アドレス範囲が重複している場合、スパム チェックの適用時に |
次のスパム チェックの組み合わせを、ホワイト リストに記載された送信者ごとに省略するように設定できます。
リンクをクリックすると、各スパム チェックの一般的な動作について確認できます。 |
[追加] をクリックします。
新しいエントリが、選択されているスパム チェックと共にホワイト リストに表示されます:
ホワイト リスト アイテムのテキスト ファイルをインポートできます。ファイルでは、1 行に 1 つのホワイト リスト アイテムが含まれている必要があります。ファイルは最大でサイズ 2 MB または有効エントリ数 100,000 個です。
[SpamLogic ホワイト リストのインポート] ダイアログ ボックスで、[参照...] をクリックし、インポートするホワイト リスト アイテムを含むファイルを選択します。
[一致する既存エントリを置換しますか?] チェック ボックスを選択して、既存のリストを新しいインポート ファイルのコンテンツと置き換えます。このチェック ボックスをオフのままにしておくと、 |
インポートするリストのタイプを 選択します。メール サーバー/電子メール
ホワイト リスト アイテムのテキスト ファイルをインポートするとき、Gateway では 1 つのインポート ファイルにメール サーバーと電子メールの両方のタイプを含めることができないため、ファイルにはどちらか一方のアイテムのみが含まれている必要があります。 |
[インポート] をクリックします。
新しいエントリが、選択されているスパム チェックと共にホワイト リストに表示されます。